秋のファミリーキャンプin大分佐伯レポート
秋のファミリーキャンプin大分佐伯。今年は3回目最後の助成事業となります。
ユネスコエコパークに登録された豊かな山里文化の魅力を多くの人に体験してほしいという願いを込めて3日間の祭典がはじまりました。
金曜日夜入りを提案しました。
テントも装備もすべて整ったグランピングで、参加者のみなさまをお迎えしました。Colemanのランタンが灯り、あたたかな雰囲気のそらのほとりキャンプ場。大人も子どももワクワク気分の高揚感、みなさんの笑顔で全員集合!
FOSスタッフターシーの焚火の炊き方レクチャーの後、それぞれマイ焚火に挑戦!おつまみに用意された佐伯の海幸いかとカマを焚火であぶっています。
大人はちびっと日本酒がほしい気分です、、。
おはようございます。
東空から光のグラデーションが美しく映えていきます。
朝はさむーい!
焚火をつけよう。
朝6時45分からゆうみんのヨガ体操。新鮮な空気を胸いっぱいに、空からのエネルギーをもらいます。みなさん、ゆったりと自然を感じ身体を動かしていきます。みなさんと安らぎの時間になりました。どうぞ日々のなかでわたしの身体を感じる時をそっと持ってくださいね。
朝は佐伯のゴマだしうどん!
お湯を沸かしてうどんを湯がき、ゴマだしをかけるだけ。簡単だけど、とってもおいしい佐伯人のソウルフード。あなたのソウルフードは? みなさんに聞いてみたいっ!
昨晩のウェルカムおつまみ干物。朝から食欲をそそる香りが漂っています。
ゴマだしうどん用の魚はんぺん。もっちりうまいっ!
子どものなる木。大人気のスラックライン(綱渡り)みんなでびよんびよん乗っているだけで楽しい気分♡
2日目は選択プログラム。4つのコースを事前にご案内、家族単位の参加になりますが、藤河内渓谷や鷹鳥屋山等、いってみたい!コースに分かれて活動します。
A,藤河内渓谷冒険プログラム。
マサの冒険的なせかいへの誘いに、大人も子どもも真剣になる。
藤河内渓谷のダイナミックな景色に身体ごとふれる体験になりました。
B,藤河内渓谷遊歩道ハイキング。
秋の渓谷の美しさ、清らかな水にふれ、心躍るハイキングになりました。
C,鷹鳥屋山トレック。
古来からの祈りの森。人々は森を歩き、神楽を奉納しに神楽殿へと向かいました。神社の裏手に続く細い尾根をあがり、光が注がれる大岩の頂上。
身体ごと、いのちの営み、ルーツにふれる旅のよう。ちょっとスリリングな野性の自然のなかへと回帰し、無心になって登り、なにかに出会う。それぞれの人にとっていい時間になったことでしょう。
道なき道を歩いて、頂上からの絶景に感動!
キャンプ場でアート&リトリート。
キャンプライフを愉しみたい方とそらのほとりに溢れている豊かな時にゆだねて過ごすコースになりました。ホットケーキや焼き芋、自然の落しモノたちとアート制作。大人も子どもも家族の枠を外し、その時々に共感する人がしぜんと交流していきました。
どの班もお弁当は地域のおばちゃんたちのおむすびと大人気の唐揚げ!
素朴でおいしい! ごちそうさまでした。
佐伯市長の熱いお話の後、神楽がはじまりました。
宇目神楽保存会の迫力ある神楽。
子どもも大人も神楽の世界、太鼓と舞と笛の音が心に響きます。
演目は天孫降臨。若手の舞う神楽のせかいに魅了されていきます。
秋の恵みにふれた響きと神楽の響きが重なりあって、ここに在るわたしたちの未来へとつながる光が降りてくる。神々の舞う悠久なる時に包まれて、ドキドキと高鳴る胸の鼓動をぎゅっと感じ、真剣なまなざしで見つめる子どもたち。怖がる子をお膝に乗せて鑑賞する親子の姿。興味深々に楽屋裏をのぞきに行く子。
正しい姿勢で観ることを強制するのではなく、神楽そのものを分かち合う。
ただいまー! それぞれに自由にキャンプを楽しんでいます。
焚火、今日はうまくつくかなー!
夜は佐伯の干物と屋形島の緋扇貝。
新米をColemanのライスクッカーで炊いて、猪カレー!
佐伯の海幸&山幸、なんて豊かな夕食タイム。
「豪華すぎますっ!」参加者の父からつぶやきが嬉しい♡。
自然との営みのなかで、食の生産者さんから直接、安心できる食材を提供する。
食を通していのちがつながり交流する食卓。焚火の炎に揺られて魚や貝たち、生産者からのギフト。美味しくって嬉しい!サイコーの夕食に感謝!
満天の星と焚火の炎、まるで天へ柱があがるみたいに、真っすぐに空に向かって、光と煙があがっていきました。
マサの太鼓によるオープンファイヤー。
ターシーの猛獣狩りとアブラハム。
楽しいレクリエーションゲームタイム!
心をあわせて仲間と集う。大人も子どもも大はしゃぎ♡
身体と心を動かしてリアルに遊ぶ楽しさ、思い出に残るキャンプファイヤーになりました。子どもたち、翌日もスキップして歌ってましたね!
「猛獣狩りにいこうよ♪」
夜空のスライド会。
自由参加の集いでしたが、マサのヒマラヤの山々からユネスコエコパークの自然の数々。星空と焚火の瞬きと映し出される自然のせかいが広がって、みんなの意識もマサの語る世界に行き来する。自らの探求を続けてきたマサが未知なるものへと向かう道は今も続いていて、こうして、開かれた場から、また新しい世界はいま、この瞬間に拓かれていくんだよな! と、、。
おはようございます。
キャンプ3日目の朝。マサの小さな冒険ツアーへ。
ダムのほとりを散策。
霧がかかって美しい景色に出会えたよ。
展望台からそらのほとりを眺めます。
「やっほー!」って叫んだら、キャンプ場にいる子も「やっほー!」って返してくれました。やまびこってうれしい♡ なんて美しい世界!
朝ごはんはColemanのホットサンド! おいしいにうれしいが付きます!
野菜スープ、ママが作ってくれました。健康であること、自己免疫機能が働いている状態であることが求められる時代に入りました。よく食べよく眠る!
朝の光をあびて、ゆっくりと朝ごはんタイム。
とっても穏やかで豊かな時間が流れていきました。
はい! 撤収作業に入りますっ!
Colemanレンタル装備の返却。
おひさまにも協力を頂き、次に使用する方が気持ちよくキャンプをスタートできるよう、完璧な状態で収納します。暮らしを豊かにしていく秘訣は見えない優しさや想いをそっと誰かを思いやり創っているか♡がしぜんに溢れていること。
撤収作業、短い時間ではありましたが、120人全員が一丸になって働く!
なんとも充実感の高い時が起きていきました。
ご協力をありがとうございました。
子どもはいつも働く(遊ぶ)気満々です。
今回のキャンプから、生ごみリサイクル・キェーロを配備しました。
生ごみを自然に還す仕組みをキャンプ場から始め、キャンプ場に小さな畑ができたらいいなーとそらのほとりスタッフヨッシーが思い描いているそうです♡
閉会式は木陰に集まりました。
それぞれに心地よい場にしぜんと座り、マサの声に耳を傾けてくださいました。
3日間、120人を超える大所帯でしたが、マイクを使わずに行いました。
暗がりのなか、ランタンの灯りではよく見ようとしないと、見えてこないものがあり、耳を澄ましていかないと、聞き取ることができないことがあったことと思います。そうしたおひとりおひとりの心と心での交流なしに、長屋的な優しさに溢れるキャンプは生まれなかったことと思います。
子どもを真ん中に、大きな家族として、みんなでキャンプを創っていく。
この醍醐味をきっと感じて頂けたのではないでしょうか。
大分佐伯の豊かな自然・食文化にふれる3日間。三年前に蒔いた新しい自然文化のタネを参加者のみなさまと育むことができました。
それぞれの方がご自身の暮らす地に、また新しい種を持ち帰り、どうぞ、今回感じられた幸を育み、分かち合い、豊かな社会を創っていくきっかけになっていけば幸いです。
主催であります佐伯市観光協会、キャンプ装備はColemanJapant㈱社にご協力頂きました。佐伯の食生産者のみなさま、宇目の地域のみなさま、宇目神楽保存会、自然の働きとすべての想いと協力に感謝いたします。
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