霧の森からワクワクの沢歩き

霧の朝、おはようございます。

雨だけど、雨の自然もいいですよねー♡
雨具を着たら少々の雨も気にならず、るんるんと林道を歩いていきまーす。

今日の自分はどんなことを楽しみたいのかなーって、素直な気持ちで自己紹介。
大人は手拭い1本健康法! でリフレッシュタイム。マサと子どもたちはモグラの巣、発見隊!
霧雨のなか、元氣いっぱい!

鳥の巣かしら? 栗の木に巣があるよー!


林道から登山道に入りました。
道や岩が滑って大人は慎重に歩きますが、子どもは斜面に身体のバランスを合わせて、ぐんぐんと下っていきます。
「おかあさん、おそーい! 」「はいはいわかってますけど、早く行けないのよー! 」
いつもの生活劇場と逆の展開が繰り広げられております。



シダの美しい葉っぱ。
自然のシンプル紋様の美しさ、心や感覚がしぜんに澄まされていきます。

紅葉先取りの黄色の葉っぱさん。
源流を鮮やかに飾っています。

沢靴に履き替えて、じゃぶじゃぶと沢を歩いていきます。
途中、エビや赤ちゃんカニを見つけたよー!



小さな滝の前でひとやすみ。
水の流れ、冷たい水の感触、沢の音、心と身体で自然を感じる心地よい時空にひと時の休息。

ドキドキしながら小さな滝を乗り越えて、ここでお昼ごはんにしましょう。
アライテントのツェルト(簡易テント)を張って、ボクラの基地を作りました。
一枚の布があるだけで、安心感がありますね。実体験に基づく知識は人間力を育みます。
FOSは自然という舞台で本質的な体験を子どもと共に気づき、学び合う場を集うみんなで創っています。
それはとっても楽しくて、心が満たされていく充実感があります。

きのこ、見つけたよー!
わーかわいい!
喜びは分かち合うことで倍になる。ゲーテ。

昭和な看板でけれど、リスさんが可愛くて好き♡

尾根道をぐんぐんと登っていきます。
稜線に上がると馬頭観音様。文政3年、205年前からここにおられる観音様。
人や馬、牛方が行き交い、歴史ある山の道です。


朝、登って行った道から下りてきました。
霧がかかり幻想的な光景。わたしたちも自然のいちぶ。
自然と調和しています。
ワクワクのたんけん気分満々の楽しさと、
安らぎが感じられるのは、霧が包んでくれていたからかしら。
山歩きを共にしたみなさま、自然たち、
ありがとうございました。
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