冬の三国山に遊ぶ・レポート


静かな冬の森へ。三国山のブナの森歩き。

苔は美しいビロード。樹木をやんわりと包んでふわふわ。
手でそっと触れると、柔らかな弾力感が力強く伝わってくるよ。

粉雪の大地。地面の土たちも凍っているので、歩くとサクサクって音がする。
冬の冷たい空気と大地からのエネルギー、
自分の身体に響いてきて気持ちいい森歩き。

ツルのブランコ♡森の妖精さん

シカの角を見つけたよ。ここに置いておこうかな。森のアートのできあがり。
自然はアートセンスを磨く教室だ。

崖みたいな斜面を登ったり下ったり、、。
動物的な身体感覚を開いて全力で山歩き!
鹿たちの住処にそっとお邪魔させてもらいっています。
心も意識もちょっと緊張感のある領域に入っています。

夏場は下草が茂ていて、この樹に会いに来ることはできないの。
秋から冬にかけて会える特別な樹。こびとさんの住んでいそうな洞だね!
絵本や物語の世界は、自然のなかに息づいている。
子どもと自然の世界を発見する。
ファンタジーな存在を実体験することは、夢や希望を信頼する気持ちを確かなものにしてくれる。

森からひろーいススキ野原にでました。
青空と富士山とおひさまが迎えてくれました。
おかえりー! 大人も子どもも大冒険のいちにち。
道なき道をゆく森歩き。自然の境界線のそのなかに歩ませてもらう山歩き。
自然に歩くことに集中し、藪では身体を小さくかがめて歩いてく。
自らの意識に集中して、内なる野性が開かれる。
FOSならではの感覚的な登山だと思います。
マサの見つけていく道はいつもどこに向かっていくのかな?って思うんだけれど、それぞれの人の内側に向かって歩く時間になっていく。
今回もとっても豊かな質的時間を歩むことができました。
また自然のなかへ。
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