葉山Life×つちのいえコラボ 自然暮らしと気功の会


白馬小谷から糸魚川方面へ車を走らせ平岩駅下車。
山の坂道を上ると雨飾山が見える小さな集落。
大網地区。日本の冒険教育アウトワードバウンド協会があります。
私も30年前に非常勤スタッフとして関わらせて頂いた団体です。
OBSで働いていた人々が冒険教育の指導者から、
大網の自然文化に生きる移住者となり、
田んぼや畑、猟師や炭焼きなど、
地域のお年寄りから伝承を受けて様々な活動をしている
「くらして」とのコラボ。
健やかな暮らしをテーマに開催している 葉山Lifeの出張版!

集落の自然と土地を下見で歩きます。
塩の道の石仏さんにごあいさつ。
(今日ここに在ることに感謝します。よろしくお願いします。)

苔を纏う祈りの人。

弘化4年と並んでいる石碑に刻まれています。江戸時代、1845年くらいですから、今から180年前になりますねー。
丸い鉱物さん、ながーい歴史を感じます。


「どこで気功をやろうかなー!」今回、葉山からお連れした気功のまこちゃん先生。
カエデが色付いてきれいだねー。幸せを分かち合うことが日常会話。

一両編成の電車、平岩駅に到着!
新宿駅から特急あずさで白馬まで。白馬から大糸線で平岩駅。
最近は東京駅から新幹線で糸魚川駅が早くて便利になりました。
電車の窓から白馬連山の眺めが素晴らしいので、私は特急あずさ派。

つちのいえのみなさんが作っているお米でおむすび!
サイコーに美味しい! お米はほんわりっと握る。なるほど~。


天然なめこ・野沢菜・大根の漬物、どれも綾香ちゃんのお手製!
大網のおばあちゃんたちからの知恵の賜物ですね。

最初は森で自然気功がいいなー!
ドキドキしながら森の小道を上がりカモシカの森へ。
私の憧れの人、かやさんの後姿を撮っちゃいましたー♡

地の気を手のひらに感じとり、呼吸と合わせて、胸元まで呼吸をあげていきます。
ゆっくりゆっくりゆっくりゆっくり、、。

気功の基本をやりました。
身体に意識を向けて、共に気功をする人と感じあったり、
みんなで呼吸を合わせると自分の感覚が深く確かに感じられるから不思議。
子どもたちが森で笑ったり、歌ったり、じゃれあっている隣で、
大人が大真面目に気功をしている光景。
熊さんは人間の元氣をビビビビリーと感じていただろうか、、。
とっても平和な場と振動でありました。

「あらっ誰かさんがクルミを食べているわね」上手に二つ割はリスさん。
ふかふかの落ち葉の上を歩く心地よさ。リスさんの森を後にスタジオで練習しまーす。
室内ではお互いに身体にふれたり、言葉を交わさず、相手を感じ、そこに一才の解釈を持たない。
ただ感じている一点に立つ。気功からの受容感ってすごいなーと改めて。

参加者は平岩の源泉100%くさの湯へ。
ただいまー! つちのいえの食卓には、
笹寿司、日本海のお魚天ぷら&里芋とさつまいもの天ぷら。キノコ鍋。
なんて美味しいでしょっ。感動です。

星がきれいだよー!
澄んだ空気とひろーい空。
山奥の集落、鎌倉時代に人が田をひらいたと伝えられているそうです。
今から700年〜800年前から山を切り開き田んぼを作ってきた大網。
いにしえの人々に想いを馳せずにいられない。

「おはよーう! 朝7時から気功しまーす」新月に向けて月はシャープになってまーす。

早朝の気功で手先が冷え冷え。太陽の呼吸を始めると山の東側から太陽が上がってきました。
黄金の光を額にうけて、身体の内側に光が注がれていくイメージでゆっくりと呼吸をしていきます。
暖かな太陽の光、共に立つ人々と静かな安らぎに包まれて、なんて気持ちがいいんだろう。

まこちゃん先生のシンプルで本質的な言葉が素直に感じるままに呼吸を導いてくれて、
とっても自然体の気功教室になりました。

気功講習すべて終えて、つちのいえの朝ごはん!

竈門の蓋に木をあてて、お米を炊いている音を聞きます。
音と香りでお米の炊け具合を確認します。気功だわー。

炊き立てごはんに小谷共同学舎の平飼い卵!


里芋の煮物とお漬物がサイコーです!

古道歩き・塩の道を歩きにいくよー!

六地蔵さま。
大網のおばあちゃんが編んだ赤い前掛けをかけています。
赤色は魔除け、子どもたちを見守る菩薩様に祈りを込めて。
おばあちゃんの手仕事、尊いなーとお地蔵さまに手を合わせます。

大網峠は日本海、新潟県糸魚川から長野県松本地方へと塩や魚を運んだ120キロの交易の道、通称・塩の道。
ぼっか(荷物を背負う人)は一人50キロの塩一俵、牛は2俵を背負って歩いたそうです。
つちのいえの前田さんは塩の道ガイドでもあり、古の人々の時代背景・人々の昔ばなしを明晰に語ってくれます。
自然という生命場に記憶されているルーツ。それは私のなかにも眠っている先祖からの生命の伝承と重なるようでもあり、
FOSとして4年前から始めている大分柳瀬地区の田んぼも同じ流れなんだけれど、
今、若い人々と共に、古の自然から身体と心を澄ませて感じていくことが、私たち人間として生きる人々の未来の行方を決める、
とっても大事なことなんだと思っています。


紅葉の小道、なんてきれいなんでしょう。
目の前に広がる美しさと共に歩むことができますように。
後ろに広がる美しさと共に歩むことができますように。
頭上に広がる美しさと共に歩むことができますように。
足元に広がる美しさと共に歩むことができますように。
私をとりまく美しさと共に歩むことができますように。
美の小道に胸躍らせて 元気よく私は歩む。
ナヴァホの大好きな詩です。
自然と人が行き交う道、重い荷物を運ぶ大変な仕事であったろうけれど、
美しい景色を目にして、自然にふっと呼吸を整えておられたお人もいたことでしょう。
古の人々が牛を連れて行き交っていた塩の道、味わい深い山歩き。


石と木が一体化しています。

吊り橋まできました。
冬はラッセルをして、橋の管理のために、雪かきに来るそうです。
自然の営みに暮らす人々の役割も働き(仕事)は、昔も今も変わらないように思います。
ご苦労さまです。

素晴らしい景色が広がっています。
山の民、ここに在り。

山が萌えてます。

ただいまー! つちのいえ。
粕汁と小谷漬のおこわ、
お昼ごはんにいただきました。
とっても美味しい。ごちそうさまでした。

七輪で焼いた栃餅。
甘すぎないあんこと香ばしい栃餅。
何回もアク抜きをして作る栃餅、その昔、飢饉で食べる物がない時代に、栃の木からゴロゴロと落ちる木の実を、
なんとか食べられないものかと、古の人々のお知恵で餅になったという栃餅。
お正月前につちのいえでは一般向けにお餅とセットで通信販売しています。
自然そのものの、生命力の詰まったお餅! ぜひ、リクエストしてくださいまし。

たった1日とは思えない凝縮した時間。
ふりかえりでは、2日間の気持ちを一人ひとり語りました。
深い受容感、みなさん、どうもありがとう。
大網から白馬駅まで車で約1時間。
名残惜しいけど、あたたかい気持ちで解散しました。
白馬から北アルプス連山が聳え立ち、山々は強風で雪が舞っている模様。
自然にふれる、人にふれる、わたしにふれる。
なんて素敵な体験になったことでしょう。
つちのいえのみなさん、集ったみなさん、大網の自然たち、
ありがとうございました。
最後につちのいえの前田聡子さんが撮影してくれた気功の写真をご紹介します。
静かな空間、安心した空間を自分の内側に持つことの大切さ。
写真が伝えてくれます。
気功指導は伊藤まこちゃん先生、人生いろいろあるけれど、
全て必然ということを共に体験しているね。ブラボー!
生命の奇跡と生命の働きに深い感謝を捧げます。
ありがとうございました。



( 3枚の写真は前田聡子さん撮影)
この記事へのコメントはありません。