秋のぼうけん隊、木の実の森へゆく


清里高原、美しの森から富士山と連なる山々を望みます。
小学校の秋休みを利用して、子どもたちのグループコースを受託させて頂きました。

元気いっぱいの子どもたち。頂上まで続く階段をどんどこ駆けって登っていきました。
展望台から「ヤッホー! 」と叫ぶと、上の方から「ヤッホー! 」「これってさ、やまびこじゃないよね。誰か上からヤッホーって返してくれているんじゃない?」と子どもたち。子どもたちの元気が回りにも伝わって、見知らぬ女の子も「ヤッホー! 」と叫んでいます。元気と幸せが伝染するのはとってもいいですねー!

頂上で霜柱を発見! 踏むとサクサクっと音がします。子どもたちは指先で泥がつかないように、
そっーと手のひらに霜柱をのせてみました。しばらくして「冷たいっ! 」と溶けてきた霜柱を放りました。
見ただけだと分からないけれど、さわって、感じて、伝わりや感触から知った霜柱。
冬の地の働き(神秘)にふれる小さな体験になりました。

まるで絵画のような八ヶ岳・赤岳(2.899m)

清泉寮の広場で鬼ごっこ。子鹿たち、青空の下で走り回っています。
追いかける、逃げると単純な遊びですが、運動能力だけではなく、頭脳知も使います。
ただ走っているだけなのに、なんでか仲良くなれる!
友達やお姉さんが全力で追いかけてきてくれるって嬉しいんだよね♡

八ヶ岳高原大橋から八ヶ岳を望みます。
深い谷間に沢が流れ、自然の息づくパワー、迫力を感じる景色です。

森に到着して、すぐに倒木を拾い! 一生懸命に薪を作ってくれました。暖かな炎が燃えています。

「マサが来たよー! 」「よーし温泉に行くぞー!」
働き小人たちは車に飛び乗り、みんなで露天風呂で一日の疲れを癒しました。

温泉から戻り、夕食の焼きそばを作る人と工作をする人、ギターを習う人。
それぞれに、やりたいことを自由に繰り広げられております。
焼きそばと大根サラダ、とってもおいしかったよ。

ダンボール工作。椅子にちょっこん! にっこり、かわいいなー。
ママが持たせてくれた工作セット、大活躍でしたー。

9時には就寝です。
山小屋には水道の蛇口は一つしかありません。調理の炊事場と洗面は同じ場所で使います。
リビングでごはんを食べて、テーブルを片付けて、布団を敷いて寝袋で寝ます。
みんなで声をかけ合って、協力して生活していきます。
おやすみーって言っても、高揚していてなかなか眠れません♩
愉快なダンスを思いついて、みんなで踊ったり、寝袋に入って飛び跳ねてみたり、、。
けれど、いつの間にか子グマみたいに丸まってぐーぐーと眠ってしまいました。
おやすみなさーい⭐️

おはようございまーす。
カフェ・オープンしています。

朝からマサと薪を集めたり、焚き火をしたり、、。
みんなすっかり森の人。
火を扱うってエネルギーを使います。火と自分との距離感を保ち、風向きにより煙の流れも変わるので、
瞬間に起きている状況に反応していくことって緊張感がありますが、薪のくべ方によって火の高さが変えられたり、
無心で火を眺めたり、火遊びって自由自在な感覚を味わうことができて楽しいんだよね!
子どもたち、夢中で遊んでました。

立ち枯れの木が乾燥して、地面に落ちていないので薪として活用しやすい=良質の薪。
マサと森を歩いて、枯れ木を探し、暖炉に入る大きさに揃えて切っていきます。
「マサ、木から虫が出てくるけど可哀想じゃない?」「一日、外に出しておいて、虫さんたちに火に焚べさせてもらいますよーと、
伝えておこうかー」マサと子どもたちとのやりとり。生き物として同じ目線で感じ、自然にお願いして薪として森から頂く。
些細な自然への配慮なんだけれど、自然とのつながりの視点をFOSは大切にしたいと思います。

お部屋でゆっくり組は白州産大きな1本のお芋を蒸してスウィートポテトを作りました。
ほんのり甘くて美味しいね!

お山に行こう! みんなでゴンドラに乗って入笠山へ。

夏はスズランの群生地。晩秋の大地、冷たい風が吹いていきます。
登りはキツイから下りルートで行こう!
湿地帯から山の小道を歩きました。「熊がいるかなー」「紅葉が綺麗だねー!」口々に感じることや思うことを伝え合っています。
「そうだねー」「どうかなー」「こうじゃない?」自分の思うこと、考えることでお返事して、歩く過程に生まれていく会話が、
ちょっと辛くなりそうな山を乗り越えていきます。

雪化粧をした八ヶ岳連峰。遠く聳える山に向き合う。
自然が与えてくれる美しさに対峙する。山々の荘厳な世界、標高1780m、この高さから感じられる自然がありますね。

下りのゴンドラでおしぼりのサービス。
「あったかーい」と冷えた手を温めた後、ペンギンを作ったよ!
「かわいいー! 」なんてかわいいペンギンさん。
創造力は作り手と観ての両方が適って、ときめきが生まれていきます。

黄色はカラマツの紅葉です。
おやまがきれいだねー! 8人乗りのゴンドラは和気藹々!

2日目の夕飯はカレーを作りました。玉ねぎを丁寧に炒めて、野菜を切って、、。
とってもおいしかったよ!

3日目、おはようごいます。
木の実の森に朝陽が上がりました。

朝ごはんはホットケーキを作りました。
ミッキーマウスやちびっこホットケーキ、「次はぼくが作るよー」「大きすぎるから、もう少し減らさないと、。」
「いいんだよー。ぼくはこれくらいがいいんだよー」それぞれに自分のイメージや好みがあるので、同じようにはいきません。
こうした何気ないやり取りが楽しいし、自分と友達の違いを受けとめあいながら、育ち合っていかれるって素敵♡

午前中はゆっくり森遊び。また薪を作ったり、スタッフとカードゲームをしたり、、。
午後からひろーい自然にふれあいに諏訪湖へ行きました。

山の上にある諏訪湖とアルプス連邦を展望できる立石公園に行きました。
紅葉の樹木が風に吹かれると落ち葉が空から美しく舞って、子どもたちの歓声が上がりました。

子どもたちが夢中になったのがロング滑り台。
高速で滑り降りる感覚が楽しくて、滑っては坂の小道を駆け上り、何回も繰り返して滑っていました。
身体を使って遊ぶ充実感、生き生きした笑顔が輝いています。

立石公園は「君の名は。」の聖地モデルらしく、アニメマニアの聖地だそうです。
湖と空の広がり、夕暮れの光の美しさ。確かにー!
子どもたちは滑り台とアスレチックに夢中熱中でアニメはまだ知らない世界ですが、
もしかしたらいつか訪れる地になるかもしれませんねー

鬼ごっこしたい! とリクエスト。湖畔の芝生で10分間限定の10歩ボール鬼ごっこ。
夕暮れの公園で風になる子どもたち。
冷えた身体を尾白温泉で癒し、木の実の森に帰りました。
「寒いから、ストーブつけよう! 」暖炉の炎が消えかかると、誰かが薪をくべてくれました。
「ありがとう」「うん! 」しぜんに「ありがとう」を伝え合えるってとっても素敵なことだよね。

4日目、最終日は森でゆっくり過ごしました。
荷物整理をした後に、小屋の掃除を丁寧にしました。
外回りのテラスの落ち葉掃き掃除をしてくれる子、小屋の掃除機をかけてくれる子、
ひとりひとり、できることを一生懸命にしてくれました。
遊んでいる時と同じように、、。

お昼ごはんは軽〜くうどんを食べました。特急あずさに乗り、新宿まで帰ります。疲れていることもあり、
なるべく胃に負担の少ない食事にしました。
木の実の森を出発するまで、お絵描きをしたりカードゲームをしました。
想像の生き物を描いて、その生き物の特徴を話して、みんな爆笑したり楽しいひと時を過ごしました。

大きなリックを背負った子どもたち。特急あずさに乗って新宿に向かいました。
(あと3時間でママに会える! 大好きなママとパパがボクらのゴール! )
「早くママに会いたいなー!」
(愛する人の元に還る。)
子どもたちが自分で決めたゴールなんだなーと感じました。
南アルプスに夕陽が沈み、尾根と空が金色に輝いています。
4日間、楽しいこと、悲しいこと、寂しい気持ち、様々な感情を味わったことでしょう。
子どもなりに出来事を受け留めて、友達を思いやる気持ちがしぜんに言葉になり、
みんなの心に響いているシーンがありました。
秋のぼうけん隊、
子どもの成長を心から願う親御さんと5人の子どもたちと創った場。
かけがえのない時を旅する4日間になりました。
八ヶ岳の自然と生命の営みに感謝。
ありがとうございました。
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