報告レポート
Report

今回はキャンプ最終日が夜中から激しい雨となりました。
ソロテントでの一晩を過ごした子どもたち。
朝、目が覚めた子からColemanタープに集まり、
タープの下で「おはよう」「眠れた?」「全然眠れなかった」「雨の音がすごかったよね」など、
呟きトークで和みつつ、焚き火に集い、とってもいい雰囲気でした。
言葉を交わさなくても、その場に居場所がある心地よさ。
一晩のソロで過ごした心細さを共有している不思議な一体感が生まれていました。

保護者からの声

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子どもたちの感想

Coleman×FOS Dance with Nature in 九州 を終えて

7月24日、大分県佐伯市のそらのほとりに広島、山口、福岡、熊本、大分の西日本各地から16名の子どもたちが集まりました。

自然にふれ、ひとにふれ、一瞬一瞬に生まれる共振(ハーモニー)の物語。

キャンプは新たな暮らしでもあり、これまで当たり前だと受けとめていた世界が変わる可能性を秘めています。
拠り所となるテントをひとりで建てるところから始まる自分でマネジメントし、その実感とともに暮らす体験。バーナーを使って手間をかけ、かつ仲間と共に作り、いただく食事の美味しさ。目の前の一瞬一瞬に直に、五感を通してふれて感じる驚き、よろこび、畏れ、戸惑い、感動。

自然を「自(おの)ずから、然(しか)らしむ」と読めば、この地球に刻々と満ちる“働き”が観じられるように思います。それは、私たちの中にも脈々と働いています。
内なるいのちと外なる働きが調和したとき、私たちは「自然」とダンスしています。
そのとき、私たちは大きなひとつのつながりのなかに共にある。

雨も風も、お月さんの明りも星の煌めきも。自然とひとにふれた瞬間はきっと、子どもにとって宝物。
いま、あらためてこの地平に立つことのかけがえのなさを思います。

季節は秋。すでに新たな一瞬一瞬を生きる子どもたちに、こころからのエールをこめて。

Dance with nature🎶

「未来を担う子どもたちへ」の取り組みの一環としてDance with nature 2023 in 九州を支えていただきましたColeman様、そらのほとりまでの送迎と合わせて子どもと共にこの場を一緒に創っていただきました保護者のみなさまと子どもたち、大分の自然とお世話になったすべてのみなさまに心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

2023年9月30日
野外学校FOS
代表 戸高 雅史

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