Summerいな2024 レポート
Summerいな2024、今年も伊南地区の畑からお野菜が届いています。
集合前にスタッフのテントを張っちゃいます。
Colemanの頼もしいキャンプ装備! お世話になっています。
東日本大震災ではColemanにご支援を頂きFOS×いな夢クラブ×福島大学と外遊び支援キャンプを3年開催しました。
自然災害で活躍する野外装備を楽しく使った体験は、震災時のサバイバルライフに活かすことができます。
マイカー組は早速、川遊びで涼んでいます。
暑すぎて、川に浸かりながらテント設営がオススメ。
浅草から東武特急リバティで会津田島駅→南会津伊南地区までは送迎車で40分かかります。
遠いけど! だからこそ味わえる伊南の魅力を満喫するぞー!と楽しくオープニングスタート♪
設営しながら、しぜんと交流が始まります。
「ここ、持ってー」「そっち、もっと引っ張ってー」こっち、そっち、あっち、どっちよー!
と、お互いにまだ名前を覚えてないこともあり、言葉がぎこちないのよねー。
まぁ、そのうちに仲良くなると思って、流れに任せていきましょう♡
kちゃんと同じ年頃から伊南キャンプに参加している大学生ちいちゃん。数週間前にスイス留学から帰国したばかり。
里帰り気分でSummerいなに参加です。年齢を超えて二人はともだち♡
南郷すがやのバスにお世話になってまーす!
暑すぎるー!伊南川本流にいこーう。
ゴリラ岩から飛び込んだり、お魚を見たり、川に流れたり、、。
それぞれに楽しい川遊びタイム。水が冷たくってなんて気持ちいいんだろう!
夕飯は創健社さんのマイルドカレーを作ります。
伊南の朝採り野菜と創健社さんとのコラボカレー、定番になってまーす♡
今年は参加型にして、Colemanのクッカーセットで子どもカレー。
子どもたち、夏野菜をいっぱい入れてます。すでに美味しそう♪
夏野菜のトッピングもいっぱい! いただきまーす。
FOSのスタイルはビュッフェスタイル。野菜は単品調理が基本。野菜そのもののエネルギーをいただくようにしています。
調味料は塩と少々の天然調味料、味噌や醤油を使います。みんなお腹いっぱい食べて夏バテを回復している模様。
夜は花火を持ってきてくれた方による大花火大会! 川上から川下に煙が流れて行きます。
川の流れは気流を作っているんだね。水は高いところから低いところに流れる。
学校で勉強している学習の全てが自然の仕組みや働きに実感を伴う学びになります。
「打ち上げ花火は星空さんぽの後にやらない?」
マサのお誘いでキャンプ場上の道路にみんなで散歩へ。
釣り名人のゆきちゃんは星空ガイドの資格を取りに行っているそうで、ゆきちゃんに星のお話をお願いしましたが、
星空が綺麗すぎて、みんな感動! 「なんてキレイな空なのー! 」「流れ星、見たー!」「人工衛星だー!」「えーどこどこ!」
ゆきちゃんの星のお話は耳に入らずに、、。(知ることより、感じること。センスオブワンダー) 正に!
心と身体で感じる環境設定、FOSといな夢クラブが大切にしているコンセプトです。
ヘッドライトをつけないで真っ暗闇を歩く。
ドキドキしちゃうけれど、自分にふれている空気を肌で感じて、心を澄ませて歩く。
キャンプ場の灯りが近づいたら、ほっーとします。いかに文明を頼りにして生活しているかにハッと気付かされるよね。
夜はマシュマロでしょー! さりげなく自分よりも小さな人を見守っていく。
そうした縦社会の人づくりの文化がまだ残っている伊南。東京から小学生から参加しているYくん、頼もしいユースに育ってます。
さきちゃんのアロマ作り。心をほっーと落ち着けて、自分の好きな香りを見つけるの。
どれがいいかなー! 自分で決めるってとっても大切なことだよね。さきちゃんのさりげないとトークにしぜんに心がひらかれて、
自分の好きなスピレーを作った小さな達成感がある。キャンプにはこうして小さな関わりや小さな達成感が幾つも起きていき、
それが自己肯定につながったり、他者を知るきっかけになったりするんだよね。
若者たちは星空トークに出かけてしまい、焚き火の前は大人の時間。
静かでいい夜です。
朝5時、東の空。夜から朝へとゆっくり、月と星の世界から太陽の輝く時空へシフトして行きます。
釣り名人ゆきちやんの釣り時間。釣れるかなー!
おはようございまーす! 田園景色に太陽が昇ってきましたー。
朝露のキラキラが美しい! この爽やかな走り、全身で感じる伊南の朝!
6時半になります。お寺でワンストップ!
ラジオ体操の時間です。
ラジオ体操の後、お寺の若住職さんから「みなさん、今日も頑張ってください」という励ましのお言葉。
(はいっ! 頑張りまーす)と私は心で受取りましたー。ありがとうございます。
夢クラブ会長よっけのおばあちゃんの畑訪問!
オクラの花色、なんて可憐な黄色! 様々なお野菜を育てているおばあちゃん。
「この葉っぱはなんだかわかるかー?」「今年は虫が多くて困るんだー」「ほら、みろ、このでんでん虫みたいなのが葉を食っちゃうんだよ」と、おはあちゃんが毎日、目にしている畑の豊かな生態系をわかりやすい言葉で伝えてくれます。
こうした体験は学習とは違い、原風景として心に刻まれる記憶。心と心がふれあい豊かな心が育まれます。
おばあちゃん94歳! Summerいなを支えてくれている裏役者であります。おばあちゃーん、ほんとうにありがとうございまーす!
小さな坊ちゃんカボチャ。吊るすことでカボチャがUFOみたいにまるーくなり、キレイな深緑になります。
「土に生やすと、土にふれた皮が白くなってしまい、あんまりキレイじゃなくなるんだなー。」
おばあちゃんの畑の美学があるんだよ。
枝豆の畑
個人的に植物や花が好きすぎて写真多めですみません!
伊南地区はどこを走っても花が綺麗。冬は豪雪に閉ざされてしまう暮らし。短い夏の生命たちとの交流は生きる喜びなんだろうなーと思ふ。おばあちゃんの畑らぶ♡
朝採りツアー参加のみなさまと記念撮影です。
おばあちゃん、ありがとーう! みんないい笑顔ですっ。
最後は伊南支局のお隣の大銀杏さんにご挨拶。樹齢800年、鎌倉時代、武士の時代からここに息づいていたとされています。
大銀杏に詣ると乳がよく出ると言われて、遠くからご利益を求めて参拝にきたと大銀杏の説明版に書かれています。
自然信仰の文化がここにもありますねー。
いにしえの人々もふれたであろう生命に心を寄せる時間です。
「野菜、持ってけー」と地域の方が野菜を分けてくださいます。
相互扶助が成り立っている地域の支え合いや分かち合いがあって、私たちもつながりの一旦に招いてもらっていることに感謝です。
ただいまー! なんて素敵な朝ごはん! キッチンの麻子ちゃん、和子さん、なっちゃん、なおみちゃん、さきちゃん、みーや、
ありがとう♡ 南会津の女性陣とFOSとのコラボキッチンは楽しく充実感いっぱい。
味噌と大葉で焼きおにぎり
超おいしいワンプレートメニュー!
それぞれ好きな場所でいただきまーす。
創健社様の有機緑茶をリックに、宮床湿原に行きましょう。
南郷スキー場の林道を上がり、山に上がってきました。
八丁トンボ、いるといいなー!
ひろーい湿原から周遊路を歩きます。心地よい森歩き。
違う種類の木が抱き合う相思相愛の樹。ステキ♡
倒木を越えたり、足元にキノコを見つけたり、自然は冒険がいっぱい!
草原から小さな集落を見下ろして、ここはスイス?ではなく南会津です。牛がいたらいいのになー。
風が気持ちよく吹いて行きますよー。
記念撮影タイム。「Summerいな! 」「Go! 」
私たちが宮床湿原を歩いている間に、伊南会館ではおばちゃんたちが郷土料理を作ってくれていました。
夢クラブの事務局ユキちゃんの撮影。なんて素敵な笑顔なんでしょう!
郷土料理研究会のお母さんたちによる舞茸ご飯とお汁です。
きゅうりがうますぎるー! ご飯が美味しすぎるー! お汁もサイコー!
みなさん、お腹いっぱいいただきましたー。ご馳走様でした。
快適なクーラー室内にひと時の休息。
暑さにより、身体が川を求めてしまい、活動が超ハードになってます。
寝るって大事よねー。
伊南のキッズの憩いのスペースでひと時、休みせてもらいました。
水深と流れ、川の迫力もあり、対岸に泳いで渡るって本気を出さないと流されちゃうんだよね。
どこからインして、流されながら、目的地に泳ぎ切る!
ひとり一人、遊びに真剣になる瞬間があり、命懸けで遊ぶ醍醐味が伊南川本流の魅力。
南会津の子どもと関東から来ている子と大学生のサポートの元、一緒に流されてます。
多世代で遊ぶ楽しさは互いにとって優しさや頼もしさを感じあい、絆が芽生え、大きな充実感がもたらされます。
ただいまー! なんと! ガトーショコラとゼリー!
ボンバーの奥さんであり、私(ゆうみ)を伊南に出会わせてくれたうらさんからの差し入れです!
うらさん、いつからケーキ屋さんになっちゃったのー!
心がほっこり癒される。思いやりいっぱいのケーキに心の安らぎを感じました。
みんなが川で遊んでる間、なんとボンバーは鮎を40匹、炭火で焼いていたんのよー。
炎天下のキャンプ場でありがとーう!
夕飯はマトン焼き! 南会津はなぜ?マトン!
尾瀬のダムの建築時に現場の働き手の栄養価の高いマトンが肉として持ち込まれた流れだそうです。
いな夢クラブの男性陣、鉄板焼き! ありがとうございました。
キャンプファイヤーは盛り上がりましたー。
強烈な印象を残す猛獣がり。伊南魂がシャウトして、忘れられない夜。
伊南衆の本気で遊ぶ、本気で生きる。地域創生を研究している慶應SFC生、進路を考えている高校3年生にどんな印象を残しているのかしら。利他の精神でありながら、自分を生き切っていく潔さ。私は伊南衆に会津の武士道を感じ観ます。
おはようございます。海馬くんの写真、いいねー!
3日目、おはようございます。
朝の伊南ツアー。
伊南の豊かな田園景色。昔から人は田畑を耕して生きてきた。伊南のソウルとルーツについて。
時代も生活様式も変わっていくのだけれど、人の心に受け継がれながら、変わり得ない普遍的な生命の在処を言葉を超えて共振しあえる場を私たちはSummerいなに表現している。私が惹かれ続けている伊南の魅力を朝ツアーでまた一つ発見したような気がしました。
ただいまー! なんて素敵な朝ごはん♡
マトンの焼き肉付き。今日もにちにち、元氣にいこーう!
ボンバー魚釣ってきましたー。
即、朝ごはんになってましたー。
伊南衆の生命の巡り。食べたもので、この身体が在るならば、ボンバーはイワナでもある。
こちらも、小さな魚を捕まえてきましたー。真水で洗い、小麦粉をつけてフライです。
Y君も小さなお魚さんである。
3日間、過ごしたテントを撤収しまーす。このお家感、いいわー♡
テント撤収は水着のため、みんな暑くなると即川へ。
撤収1時間で完成! 最後の本流ツアーへLet`s go!
裏尾瀬の檜枝岐から流れくる清流、川の文化に育つ人々から教えてもらう生命の叡智。
自分で感じてごらん。俺らが育ててもらった伊南の自然を都会の人にも、村の子どもたちにも伝えていきたい。
人は自然の営みと共に生きていく生きものだから。どんなに文明が発展したとしても、山からの水を飲み、山からの水で食べ物を作る。そうやって生きてきた先人の智慧を、いま本気で遊ぶことで伝承していく。なんて尊いことだろう。
川下でどーんと構えてくれる夢クラブ文ちゃんとよっけの姿見に、人が安全に遊ぶ境界線を張ってくれていることを観じます。
最後は素麺と天ぷらです! 流しそうめんも考えていましたが、川がメインのため、ゆっくり落ち着いて食べることにします。
伊南には竹がないので、夢クラブ文ちゃんとなおちゃん、二人で福島と栃木の県境まで竹切りに行ってくれました。
「私も竹を切るなんて初めてでいい体験になりました」とさらっとなおちゃん。ありがとう♡
そういう人に私はなりたい→アメニモマケズ。
伊南クワガタ名人からのお土産カブトムシ! ちびっ子、ウキウキでしたー! 羽バタバタさせる方法など、ちょもから教えてもらったよ。なんか可哀想なんだけど、子どもはこうして昆虫さんから生命について学ばせてもらうんだよね。本当にありがとう!
解散前の記念写真! まとまってないのがまたいいねー! お天気に恵まれた3日間。
伊南のダイナミックな自然に全身全霊で遊び、南会津の田舎に生きる優しくて逞しい伊南衆とFOSとのコラボキャンプ。
食材の発注などは夢クラブの事務局ユキちゃんが担当してくれました。
適材適所で進めていくキャンプは、その場に居合わせるみんなでサポートし合いながら創り上げていく即興のステージ。
野菜の種を蒔くことから始まるSummerいな。今年もほんとうに素晴らしいコースになりました。
すべての出会いとつながりに感謝! みなさま、また会える日まで、それぞれの地で元氣でありますように。
ありがとうございました。
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