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[リレートーク]田植えをはじめました

のどかな田園景色が広がる大分佐伯市宇目。山里の自然と暮らしが調和している美しい処です。この春から柳瀬地区にて1反の田んぼをお借りできることになりました。一反(いったん)は300坪、学校プール25mが3つぶん、体育館1個くらいの広さになります。1反の田んぼで収穫できるお米の量は30kgの米袋を15袋ほど。FOSファミリーの友が15組ピッタリ!集い、みんなで田植をスタート! 都市部で暮らす私たちにとって、米作りに参加できることはワクワク! 山里文化圏と都市文化に暮らす人々の交流し、出会うことで互いの視野と喜びを広げる機会になることを願っています。

僕は、新幹線で行った大分飛行機はすぐ着いて、わー大分!!ってなるけど、新幹線はじわじわ大分ついたーって感じだったかな。 そしてEバイクで、少し遠くに行った時に、産業廃棄物最終処理場があった、そこは土に廃棄物が埋められてた、最初見たときは自分も埋められそうって思って怖かった、大分は自然いっぱい空気も綺麗!いいことだらけかと思ってたら、そんなことがあって少しショックだったな、あのゴミもほんの少し、日本規模で見ても少しなのに、世界規模で考えたらゾッとする。 人生初の田植え、あの土気持ちいい!!! 自分たちで植えた、お米が食べれるなんて幸せ!!! オレの中では、タクマイ、というブランド名!笑笑 夜は野宿!野宿の良さをさらにしったな! マサのウクレレは、やっぱり最高、本当に凄い!って言っても、マサはすごいを求めないで、自分がやりたくてやってる?仕事においてもそんな気がした、オレもそんな人になりたいなー そしてこの10日間、最幸、最も幸せだった!

毎日学校とアルバイトの生活をしていた私には、とても伸び伸びできた4日間だったし、自然と過ごすのは心の豊かさにもつながるということを改めて感じました。  この4日間で、自然を感じることができたのはもちろんで、それ以上に人との繋がりを大切にしたいと思うことができました。私は今回この野外学校に初めて参加をし、初めて皆んなと出会ったけれど、こうやって集まっているのは、例えば自然が好きとか、そういう共通の気持ちがあるからで、なんだか居心地が良かったです。  また、むぎふくの話や田植えの先生の話など、普段聞けないことも聞くことができてとてもいい経験になったし、こういう考えもあるんだとか、行動力が素晴らしいなとか、色々思うことがあったので今後の自分に繋げたいと思いました。 素敵な機会をありがとうございました!

 

現在、コロナの感染症が仮想現実空間での他者との価値共有や経済活動への関心に拍車をかけている。 メタバースと言われる仮想現実社会が生まれ、お互いが物理的な制限なく集い、一人一人が自分の価値を共有できる民主的な経済活動が可能になった。GAFAMに続く、更なる人間の進化と言われている。そこで、私はこれからの時代は一層、リアルな体験から得る気づきが大切になってくると考える。 人間の思考に基づく仮想現実空間では、私たちが思ったように都合の良い世界を築くことができるだろう。しかし、現実では虫に刺されたり、雨や猛暑がおとづれたり、苦しかったり、痛いことが普通である。そんな自然の中にある一つの人間という感覚なしに私たちは生きていけない。これから、自然体験を提供するものは「生きる」という根本的なリアルに気づかせる役割が求められてくるだろう。

今回の田んぼでは社会の流れとは逆行し、わざわざ関東から大分へと人々が実際に集まり、雨の中で音楽を奏で、ぐちょっとした泥に手足を突っ込んで苗を植えていった。雨の匂い、堆肥の匂い、仲間の笑い声、合わさる呼吸、瞬時に生まれる閃きや、リズムを身体で感じる。前泊のプログラムでは焚き火の周りで生活しながら、郷土の食材を食べ、透き通った川で水浴びをして、宇目の物語に出会った。これは思考から生まれる交流を超えた、他者との共鳴である。誰と出会い、どこで、何をして共にその時間に存在するのか、そこには仮想現実では創れない多様性、即興性に溢れた空間が無限に広がっている。そこに存在するのは私たち人間のみではなく、その空間を構成するすべての動植物、微生物、光や空気が存在する。その中にあるちっぽけな一部の人間であるという謙虚さや儚さを知っているからこそ、目の前に広がる景色に美しさを感じ、人と分かち合い、たとえ言葉を交わさずとも繋がりを感じる。

仮想現実空間で経済活動ができるようになることは、可能性を広げることにもなるから決して悪いわけではない。物理的なオフィスや商業施設が建設不要になれば、無駄な自然を破壊する必要がなくなる。好きなところに住み、自分の暮らしを持ちながら働くことも可能になる。まだまだ、始まったとはいえ一部の人にしか開かれない世界かもしれないが、コロナ禍で人々の意識が仕事、学校から暮らしへと関心を移していっているのは確かである。自然体験のプログラムは、そんな暮らしにつながる体験、交流を他者によって意図的に作られた物理的な世界から抜け出した場でつくるというリアルに基づいた一人一人の感性を刺激するものだ。キャンプブーム、サステナブルがトレンドで終わることなく暮らしに直結するまで深く根付くようにこれからもFOSに関わりながら私自身も「生きる」実感を忘れないようにリアルにあり続けていこうと思う。

今回の田植えの体験は、前泊も含め今まで関わってきたFOSの役割に気がつくことができた良い機会になった。企画してくれた母、父、矢野先生、参加者の皆さんとこうして田植えを通してつながる機会をいただけたことに感謝します.

田んぼの集いに参加して まずは、柳瀬の中に佇む美しい田んぼとその周りの厳かな空間に感動しました!柳瀬にはじめて訪れましたが、文化や時間、大切にしている何か丁寧さのような空気を感じました。優しい雨もまた気持ちよかった! そして赤ちゃんから大人まで幅のある共同体、田植えという少しハードルのある非日常的な活動が絶妙に作用し合い、 その一瞬一瞬にコミュニティとしての営みを感じながら 無理なくそこに居ることができました。 そこには安心があり、豊かな時間を過ごすことができました。 田んぼに足を入れる前のワクワク感、内なる喜び。 足を一歩踏み入れると心の騒がしさがスーッと抜けて、ぬるっとした泥の感触、たびたび踏む何か硬いモノたちが心地よく、足取りもゆっくりになりました。そして、『みんなでやってみる!』 日常では常に子供と単独で活動しているため、何かを体験しても消費してしまう感覚がありましたが、 親子で「田んぼの集い」の活動したことで、 今では、自分のとった行為の波及効果や、私たちみんなを支え維持してくれている豊かな生命のネットワークについて理解し始めている感覚があります。 日常に戻っても田んぼを見ると、もう友達って感じです。 あらためて、まなびやは決して個人的な活動では体験できないのだということも体験できました。ありがとうございました。 引き続きこのコミュニティをあたためていきたいなと思います。 柳瀬地区の皆さん、先生、そしてこのフィールドワークをデザインしてくれたゆうみさん、戸高家の皆さん、サポートしてくれた皆さん、参加したFOSファミリーの皆さん、関わってくれた全ての人たちへ、心からの感謝を込めて。 ありがとうございました。

1度は、家族にも大分宇目の自然を感じてほしい。と宇目の魅力を知っている息子の希望が、今回の田植えで実現となりました。 (自分が感動した場所や大好きなFOSファミリーに会ってほしいという気持ちが、嬉しく、より一層ワクワクでの参加となりました。) はじめまして!のみなさんともすぐに打ち解け、畑の先生方の掛け声により田植えの共同作業。3本ずつ植えていくきれいな緑の苗がだんだん愛おしくなっていく。 田んぼの先生方、柳瀬の方々、そして土地からのパワーと優しさを感じながらの田植え体験でした。 「おいしくなーれ」「大きくなーれ」と気持ちを込めて…。 んん??子どもを想う気持ちと似てないか??なーんて思ったりしながら……。 ユニークな帽子で雨を凌いでの田植え、 音楽があり笑いがあり。赤ちゃん泣いたりちびっこがおたまじゃくしに夢中になっていたり…。 FOSの魅力が溢れている田植えでした。 田植え翌日は晴天。まささんの自転車ツアー!どこを見回しても自然の色が眩しくて、本当にリフレッシュできました。 冷たーーい川に何十年ぶりに入って、細胞から目覚める感覚!! 五感をフル活動させると、「ここちよさ」に包まれるんだなぁという気付き。 自転車に乗っての帰り道はとても爽やかな気分でした。 気持ちよーく走っていると、 「ダメダな自分でも大丈夫だよ〜」って森から聞こえてきたのは気のせい? 自分に言い聞かせただけかな? 何者でもない「私」をただただ感じながら走り抜けていました。 大分から日常へ。戻ってきてみるとなんて豊かな時間だったろうと、しみじみ思います。そこには1つ1つ丁寧な暮らしがあり、そして何より優しさが溢れていました。 稲はどうかな?先生も柳瀬のみなさんも暑いけど元気かな?と子どもと会話したり、想いながらまた秋に田植えファミリーの皆さんに会えるのを楽しみにしています。 息子が持ち帰ってきてくれた、梅、角砂糖のビンをまぜながら、そろそろどうかな?と味見。 「宇目の梅はうめ〜!!!」 よし!これで夏を乗り切ろう笑! 戸高家のみなさん そらのほとりのみなさん、今回出会ったみなさん素敵な時間を共に過ごして頂きありがとうございました。

いつ還ってきても懐かしく美しい景色に心が和む柳瀬の自然と暮らし。
大好きな家族と仲間と共に、この自然の懐に抱かれて過ごせた時は至福。
FOSは家族の垣根をこえて、子育ちをする場としてFOSファミリーを20年開いてきました。
娘たちが大学生となり、すでに社会人になったFOS育ちの子どもたちは自らの道を迷いながら創造的に生きている。
いま、成人した娘たちと共に、自然と暮らしをテーマに新しいコースを拓くことができたことは幸い。
共感する人々と感じたことを語り合い、自らが生きたい世界を創っていく。この主体的な暮らしこそがFOSファミリー!
2日間の体験を言葉にして伝えてくれてありがとう。喜びを分かち合うこと。幸せも平和も自ら作り続けること。
秋の稲刈りが楽しみです。田んぼを快く貸してくださった田んぼの先生、柳瀬のパン屋さんむぎむく、
そして当日、田植えのお手伝いにと駆けつけてくださった県庁の皆さま、宿泊のサポートを頂いた宇目キャンプ村そらのほとりのスタッフたち。
ありがとう! また、秋の稲刈りを楽しみにしています。

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