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[リレートーク]ぼくらのじかん 夏の蝶ヶ岳2021

夏休みに開催しましたユース北アルプス蝶ヶ岳登山。

今年はコロナ禍の不安定な状況のなか、夏休みのかけがえのない体験を願い、
開催する山域を変更に変更。

夏休み前は屋久島の沢からの登山で組んでおりましたが、
コロナ感染拡大のなか、離島へ渡ることの懸念からマサの郷里である大分へ変更。
夏休みは九州の豪雨に大分も変更。最終的には集合の山中湖ベースにして判断することになりました。

マサの天候判断により、北アルプス山域のなかでも、梓川の上高地から蝶ヶ岳へ。
食料計画・買出し、団体装備の仕分けと、春休みの経験から荷物の重さや登山の厳しさは、
山登りの楽しさと喜びへと転換されることを知っているユースたち。
団体装備も快く分担し、ぱっぱっと山への準備を終えて、登山日を迎えることになりました。

FOSユースたち。
幼児の頃から父や母、兄姉ちゃんたちに連れられてFOSに参加していた子も高校生。
他団体で自然活動を経験し、FOSのがつーんと!冒険的な自然体験を求めて入ってくる子や、
自然そのものにふれることが好きな感性派など、個性豊かな人との出会いも楽しい。

この夏の記録、
2021年ひとびと、ユースたちの声。
写真と共にご覧ください。冬休みは大分へ飛んでいきまーす♡

みんなとおいしいご飯をたべたり、山登ったり、絶景を見たり、走って下ったり、テントで寝たり、
三人四脚したり、ほうれん草ゲームしたり、猿にあったり、川入ったり、かくれんぼやトランプこれ以外にもいろんなことをしたり、見たり、聴いたり、いろんなことした5日間を振り返っていくと全部全部めっちゃ楽しすぎました。またみんなと会いたいし、またFOSに参加したいなと思っています。

今振り返ると本当にいろいろな出来事があったなと
思います。最初は屋久島だったのに大分になったり、
沢になったり。なんかもうよくわかんなくなった
でも徳澤からの道は最高だったし景色もすごくよかった。そして帰り。
みんなと走った。風を切り裂いて
みたいで気持ち良かった。下山中に誰かが二人三脚を
三人でやっていた。ひもをとってもまだ息ぴったり
だったのがすごく笑えた☺ 最終日の夜は,ケビンに泊まった。
みんなテンションマックスで12時ぐらいまで起きていた。かくれんぼやトランプ、ウノ。
かくれんぼは、激しすげて怒られたけど( ノД`)シクシク…
布団に入っても腕相撲や指相撲などであそんだ。
今考えたらケビンの日はしゃぎ過ぎたかもなーw
少し日記みたいになっちゃったけど、一言で言うと
楽しかったです。ありがとうございました!

いい仲間たちと北アルプスという世界に行けて、とても素晴らしい景色に出会い、
自然を体全部で感じました。
テレビやゲームなどの無い時間もよかったです。
たくさん歩いたけど、夜中から歩いたのも楽しかったし、
太陽が昇ってきたとき、木と木の間から光が入ってきて、気持ち良かった!
頂上に近づくと、だんだん見えて来る景色にワクワクしました。
僕はみんなと山に行けてとても嬉しかったです。
みんなありがとう!また行きたいです!

楽しい、疲れた。
いろんな感情がある中で山と遊び川と戯れていろいろなことに素直になれそうだった。

5日間、あっという間だったなぁ。
1日目:山中湖に集合して山登って駆け下りてくる。
2日目:上高地に行ってテントに泊まる
3日目:徳沢まで歩いて遊んで寝る
4日目:3時に起きて登って降りてテント畳んで歩いて風呂入ってかくれんぼしてUNOして大富豪してダウトして腕相撲して指相撲して24時に寝る。
最終日:山中湖戻ってスイカ食べて電車に駆け込む。
こうやって見るとすげえな。えげつないな。よくやったよ。
今回、俺写真を500枚弱撮って、家帰ってきて整理してたら、みんなめっちゃいい表情してるんよ。
撮ってよかったわ。写真とか動画ってずーっと残って、何回でも思い出せるじゃん。
それがいいよなって思う。

でも、写真じゃわかんないこともある。山の空気とか、めっちゃきれいな景色、
みんなとの会話とか。
こういうのって絶対忘れないよね。「貴重な体験」って言ったらそうなんだけど、それ以上になにか、
大切なことがあると思う。それを体験できるってことはとってもありがたいことだよなぁ。
メンバーがほとんど初対面の人どうしだったじゃん。あんなに打ち解けて、
うわーって遊んでるのってすごいことなんじゃないか?と思った。
中学入ったときはクラスで誰も喋んなかったんだよね。
自然の力?わかんないけど、すごいよね。はぐも最後言ってたけど、
これが大事なんだよなって思った。

今、俺はみんなが送ってくれた写真を見ていろいろ思い出しながら、
テスト勉強という現実と戦っております。あと筋肉痛と。がんばります。

ひかり、はぐ、れい、みなみ、りょうくん、りょうすけ、たけちゃん、ひかる、げんきくん、そしてまゆぞう、ゆうみ、マサ。ほんとにみんなありがとう。マジで楽しかった。
また会おうねーーー!

高校で山岳部に入って山に登れる!って思ってたらコロナでなかなか活動が出来なくて、
色々な行動が制限されていてすごく気持ちが落ち込んでいました。でも今年の春からまた

fosに参加するようになって本当に自分がイキイキしていて、楽しいです!
 

今回、初めて日本アルプスに行って、道中きついところも沢山あったけど、
景色がすごく綺麗で感動しました。
日本には普段見ないだけで実はこんな沢山の自然があったんだなぁと実感できた瞬間でした。
仲間としっかり入念に準備して、山に登って景色を楽しんで下りも走って、帰ったら川で泳いで、

鬼ごっこして温泉入って、トランプしてかくれんぼして、
そんな5
日間が最高に楽しくて濃いものでした!このFOSで過ごす特別な時間が大好きで、
そんな時間をこのメンバーで共有できて幸せでした!
最高の
5日間をありがとう!!

 

今回のFOSの経験を通して、自然と深く関わる事ができてよかった。
最初は他のメンバーと馴染めない事があったけど、最後にはみんなと笑って終える事ができて、
本当に楽しかった。特に上高地で見た星空が忘れられない。
またFOSユースに参加したい。

 

アルプスの世界を振り返って

あの日々を過ごして、私の中に踏み固めた土台を造った感覚があります。私があるうえで大切なことが、大前提にあるものとして積み重ねられた気がします。

振り返って初めに思ったのは「死ぬほど楽しかった」だけど、その表現は合ってるようで間違っていて、強く強く私は生きてるって感じました。
壮大な自然の中で目まぐるしく沢山の感情になって、久しぶりに心が燃えるように熱く感じました。
今もなにか小さな光が点っているようです。あの時間は短かったけど永遠にも感じたのは、
きっとこれからも忘れないでどこか奥の原点にありつづける(そうであってほしい)事だからなんじゃないかなと思います。

私は母からこれ行ってみる?と聞かれたとき秒で、行く!って答えたぐらい自然を欲していて、
ずーっと楽しみに心の支えにしてたから、こうやって開催できた事がまず嬉しかったです。
そして気がついたことが2つあって、まずひとつは人間は自然に生かされているし、
私には絶対的に自然が必要だってことです。
私は学校と家との往復で息が詰まっていたのが、あの頂上での景色や満天の星空、
澄み切った空気を感じるとさっぱりと消えて、これを求めていたんだなと思いました。
それにあの山々や川からは大きくてどこか人間には立ち入れないような深いとこからの
静かな声を感じました。あの声が叫びになる日が来ないといいです。

そして2つ目は、あの景色や空気に心の底から感動したけど、一人だったら全然違って見えただろうな、という事です。みんなでいたから感動したし楽しかった。ご飯もとびきり美味しく感じるし、
些細なこともキラッキラしていました。
この2つは私にとって大きな気づきだと思います。何もなくても幸せでした。何も着飾らなくても、
他人の目を気にしなくても、SNSがなくたってへっちゃらでした。
大きくそびえ立っている山々と、みんなと、最低限の必要なものがあれば足りないものはなくて、
何でもできて可能性は無限でした。

そしてそう感じたことで、
改めてその時だけの流行りのファストファッションを買わないようにしようと思いました。
今は、一部の人たちが安い服を大量に買って捨ててを繰り返してるため、
地球に溢れかえっています。

それが正しいことなのだろうか?

山を歩くときは荷物を減らすために、
最低限のものしか持たないから自然と長く使えて良いものを選びます。その生活がいいです。
私はこれからも良いものを長く大切に使いたいと感じました。

同じ思いを持った人が集まると、心地よくて自分自身を受け入れられたように感じます。
自然を心から綺麗だと思える人たちと過ごせて良かったです。

最後の日に電車で帰ってくるとき、
私自身は変わらないのに、
さっきまで当たり前にあった山々は消え、
色の無いどこまでも高いビルしか見えなくなって、
底の石まで見えていた川も、川かも分からない色となり、
人も増えてこころなしか皆急いでスマホを意味もなく見つめているように感じました。

FOSの日々とのギャップが大きくて困惑しました。
それに帰ってきた場所はよく使う場所なのに。
そして分かれて一人駅に降りたとき、四日前とは全然違うように見えました。
まるでモノクロの世界に一人ぼっちで全然違う場所から来たようでした。

そう色々感じたからこそ、私の中にしかなくて私だけ分かっている、
言葉にならないようなこのふわふわとした気持ちを、大切にしていきたいと思いました。

消えてしまわないように、こぼれ落ちて元に戻ってしまわないように必死に繋ぎ止めたいと思います。
帰ってきた日はあの不思議な感情を受け止めきれなくて、
自分でもどうすればいいのか分からなかったけど、
今は徐々に整理できてきて、この感情を忘れたくないと強く思うようになりました。
ここまで書いてみて、他の誰かが想像してるより、
私も思うよりたくさんの小さな素敵な変化が私の中にあったような気がしました。
嬉しいです。

FOSでの私と今書いてる私は同じなようで少し違います。
それは人は周りの人に少なからず影響されるからかなって思います。
逆に言えば私も周りの人に影響するだろうと思うので、
いい影響になれるように日々過ごしていきたいです。

最後に、今回コロナ状況や天候などで色んな変更があったけれど、
マサさんやゆうみさんたちが、その時一番最善の方法を考えて判断してくれるので
安心して着いていけました。
だからこそ成り立っているFOSだと感じます。
感謝でいっぱいです。

FOSの、誰へも同じように接して、どんな子でも受け入れて(無理にではなく)楽しむ、
一緒に過ごす雰囲気が大好きです。
だから、誰かだけでもなく、誰か以外でもなくみんなが「馴染めて」心地良いだと思います。
終わった今もユースのみんなと繋がりを持てて現在進行形で幸せです。
改めて有難うございました!

Feel Our Soul People

人びと