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[リレートーク]ぼくらのじかん 北八便り

春休み開催しました北八ヶ岳のコース。
FOSに幼い頃から参加してきた子どもたちが高校受験を終えて、
生まれた川に戻る鮭ではありませんが、春、自然へと還ってきました。

中学時代は部活に集中し、身体もぐーんと成長した子どもたち。
部活はあるけれど、FOSには必ず参加している子や体育会系部活道には入らずに、
文化部活動で身体的にはゆるりですけれど、真剣に文化活動をしている子もいて、
FOSのユースはカオスな雰囲気!

思春期真っ只中の子どもたち、
自然での4日間を言葉にしてくれました。

春のリレートーク、
自分を内観する清々しい心の声をお届けします。

ユースの写真たちです。
アングルがカッコいいわー♡

言葉にならないくらい素敵な体験をたくさんしたのに、時間が足りないと感じるほど濃密な時間でした。
無限に広がる大きな世界の中で、自分は小さな一部分として存在していることを強く感じました。
でも、小さくても自分の存在は、たしかにあるということ、いまここにあるということも体で感じることができました。
共に時間を過ごした仲間たちと、また会えるのが楽しみです。

天候にもめぐられてとても充実した三日間でした!
今回は気の合う仲間が沢山いてとっても楽しかったです。
雪合戦したり、カードゲームしたり、全力で遊んでいた気がします。
小さい頃はすごく穏やかで長い時間だったのに、大きくなった今北八ヶ岳で過ごした時間はあっという間でした。
それはみんなで遊んでいたからなのかなって思います。
雪合戦もカードゲームも全員でやっていたから個人で味わう時間が少なかったのかなと、
暖かい時間帯にでマットを引いて昼寝をしたり、ちょっと散策に行ってみたり、
夜になったらテントから少し出て星を眺めてみたり、自然を感じる時間を堪能していたら、
もう少し穏やかに北八ヶ岳の広い世界に身を置けたのではないかな〜と思いました。

小さい頃は特定の人と過ごして一緒にいることが自分にとっての楽しみであったけれど、
少し大人になって1人で自然を感じることもすごく素敵だな。と感じるようになりました。
リピーターの子が増えるほど雪合戦やトランプが定番になってしまう。
でもそうじゃなくて一人ひとりが自分の感性で自然を感じられたら、それこそとっても豊かなことなんじゃないかと思います。
それだけの空間が北八ヶ岳にはあって誰かがリードする必要はないんだなと気付かされました。
広く穏やかで(天候にもよるけれど)安心できる場所。
やっぱり富士山でもなく北八ヶ岳に自然の中に身をおくことが原点てある。
自分にとって、自然と人の考え方に大きな気づきがあったコースだったと思います。
フィールドや、仲間全てに感謝です!
ありがとーとう

今年で、北八ヶ岳スノーキャンプは3度目になりますが今年は少し違っていました。
全員が自分より上だったこと、テントがいっぱいあったこと、そして天気が一番よかったことです。
去年は一泊しかとまれなっかたので、あまりあそべなかったけど、今回はツアーや、雪合戦が出来たので良かったです。
でも靴下や靴がぬれたりして大変だったので自然の難しさを感じました。
なので、次回からは、もう少し予備を増やそうと思いました。
でも楽しかったのでまたいたきたいです。

今回の北八ヶ岳は7回目だったのにとてもテントの組み立てとか未だに出来ないことが多くあって、
その分多くのことが学べることができてとても成長できたと思う。
その成長の分このコースが充実していて、とても時間が早く進んでちょっと寂しい気持ちです。あと、今回は「あー今回のメンバーでコースを行うのはもうないんだなー」と思う。
「もっとみんなと話したりカードゲームとかで遊んでおけばよかったなー」と悔しいです。
でも、また一人一人他のコースでもFOSという最高な気分を味わえる場所がある限り会えるから
「今度こそ絶対に後悔しないぞ」と自分に言い聞かせて、
これからもFOSに行くので、もしまた会えたら絶対に一緒に楽しみましょう。最後にこの空間、時間は僕にとっての心の洗濯。
みんながいなければ絶対に心が汚れきっていたので本当に4日間ありがとうございました。
そしてこれからも宜しくお願いします。

今回は雪が本当にあるのか、疑い半分で山中湖ベースを出発したけど、雪が残っていてよかったです。
雪合戦にかまくら作り、東京ではできないことがたくさんできて楽しかったです!
岳が岳?は道無き道を歩くのが大変だったけど絶景が見れてよかったです。
博多弁、もっとマスターしたいと思います。
あっという間の3泊4日だっだけどすごい充実した日々だったなぁと思います。
中学でもFOS 行きます!

まずはとてもキツかったです。荷物もあんなに重いとは思ってもいませんでした。
でも休憩でおろした時の解放感は半端なかったです。
登っている途中では本当に雪があるのかなとかいろいろ考えてたけど、
ベースに着いてみるとたくさんあったので安心しました。
雪合戦は想像以上にレベルが高くてめちゃくちゃ楽しく、
ご飯も山で食べるものはどれも普段より美味しく感じました。
途中からなんかみんな博多弁にはまっていたけど、最後らへんは全然違和感なく話していた人もいて、
こんなにもすぐ馴染めるものかとちょっとびっくり。
今度はぜひ福岡にも遊びに来てね!

みんなとは今回がはじめましてだったけど、4日間あっという間でめっちゃ楽しかった!
でっかいリュック背負って雪山登るのはしんどかったけど、
その分、雪合戦したり、かまくら作ったり、大富豪したり博多弁叫んたり、すっごい楽しかった!
またやりたいな。
来年も行きたいなーって思ってます。
またよろしくお願いします!

四日間ありがとうございました
最初は初めての雪山でとても不安だったけど登ってみると雪合戦、トランプ、星空、かまくら作り、
山の上からの綺麗な景色などたくさんの経験ができてとても楽しかったです。
またいつかみんなで山に登れることを楽しみにしてます。
最高の四日間でした。ありがとうございました。

悠作日記みたいになりましたが感想を送ります。

北八ヶ岳での三泊四日は時間が早く感じるほど 楽しい充実したキャンプだった。
今回は小学生の人は少なく落ち着いた雰囲気で始まった。
九州組が来るまで、山で鬼ごっこ。高低差があって通常の何倍も疲れる。久しぶりに本気で疲れた。
こんな本気の鬼ごっことかデジタルじゃない遊びが自然と楽しくできる仲間っていいなと思った。
大富豪もみんなでやった。初めてあった人でも遊んでいるうちに自然と打ち解けることができた。
れいちゃんが役上がりばっかりして負けまくってたような。

その後は山への準備。みんなで山で何を食べるかを決めて、何人かで必要な食料を買いに行った。
必要なものをみんなで考えて量を考えみんなで買いに行く。決められたものだけではない、自分達で考えてやることが楽しかった。
そしてその荷物をみんなで分担して持った。わかなが1リットルの水を持って登ったのは本当にすごい。
テントは三人用のテントでコンパクトで持って行きやすかったし、建てやすく片付けも楽でよかった。
その夜は石割りの湯へ。次の日に備えて体を休ませるつもりが、遊んでいるといつのまにか11時。
歯ブラシをしながらおやすみくまちゃんを見て、寝袋で寝た。おやすみ。

次の日、朝ごはんを食べて山への最終準備。
自分の荷物を持ってみると去年よりは軽い!でも重い。時間まではみんなで遊んだ。
サイコロで出た絵で話を作るゲームが難しいけど面白かった。その人のセンスがはっきり出るハードなゲームだけれど。

車で2時間ほまどかけて山の入り口に到着。
出発の時はなかなか暑い。半袖で問題なかった。登山靴を履き準備完了。ここから2日間は山で過ごす。

出発。
歩きはじめると荷物の重さが足に一歩一歩かかってきて足が痛い。ずんずんと体にかかる重さですぐに喋る余裕はなくなった。
休憩よ早く来いと願いながら歩いていた。先頭でしっかりとマサについていく人、自分のように後ろでゆっくりと行く人と自分のペースでみんなが歩けていたと思う。山歩きでは自分のペースで歩くことがとても大切だと思う。
思ったよりは歩くペースも良かったのか早くついた。車で走っているときは山には雪が見えず心配していたが、
去年よりは少なかったけれど十分に雪があって安心した。

3人用のテント(いっぺい・たけ・ゆうさく)を組み立ててキッチン用のテントも組み立てた。
テントをペグで留めたり外の作業をしているといつの間にかキッチンテントの中には立派なテーブルと椅子ができていた。

初めて浄水器を使ったが、煮沸するのと同じくらい効果があるというのは驚いた。
しかし、浄水器の調子が悪くて色々試すもわからずマサに助けを呼ぶ。マサは浄水器を分解して様々な所をチェックしていく。
自分で手入れできる物はいい物っていうのはこういうことだと思う。
ゆうみさんとも話した事だけど、使う道具はやはりシンプルで自分でメンテナンスが出来るものでないとダメだと言うのはこういうことだと思う。

夜はテントの中でトランプでゲームをした。
大富豪は大人数でやるとあまり面白くないからグループを作ってやることになったけど、個人戦じゃなくても楽しかった。
大富豪やあんまり面白くないダウトもみんなでやると凄く楽しい。いっぺいと、たけ、そらが強い。
夜は凄い寒さで一度起きた。後で聴くとみんな起きていたらしい。

朝は起きるのもなかなか辛い寒さ。
寒いからと言って、レイコートやスキーウェアを着て寝ると朝は結構気持ち悪い。
それでも何とか起きて、朝ごはんを食べる。朝のスープが最高で、スープがじわ〜っと体を温めてくれる。
ご飯を食べていると、太陽が出てきて一気に暖かくなりパッチリと目も覚めた。

今回のキャンプは3日間天気にも恵まれて快適だった。この日の朝はかもひとつない青空で、最高だった。

今日は更に山を登る。必要最低限の荷物をリュックにいれて、スノーシューズ?をつけて登った。
川を石の上を歩いて渡り、細い木を避けながら山を歩く。

荷物は軽いものの距離は結構長くて着いた時の景色は最高だった。

北八ヶ岳のキャンプで1番楽しみにしていたのが雪合戦。
横浜では雪は積もらないから一年に一度くらいしか出来ないからとても楽しみにしていた。
みんなで作戦をたてて戦うのも楽しいし、1VS1になって戦うのも楽しい。みんな強いから気抜けなくて、白熱した戦いだった。
避けるのが上手いげんき、投げが得意なたけとはると、いつの間にかの奇襲攻撃がうまいそら、防衛が得意な人、
攻撃が得意な人みんなが楽しめる遊びだなと思った。

誰かがやろうと言って始まった、かまくら作りも楽しかった。
あんなに大きなかまくらを作るのは初めてで、自然と役割を分担して作り、日が沈む前ギリギリに完成したときは達成感をかんじた。
後泊して片付けも手伝ったが、道具を大切に使う長く使うためには片付けが大切であると思った。
また自分で壊れても修理して使うことができるものこそが良い物だと思った。
山では昼は半袖でも動ける程暖かく、夜は寝てても起きるほど寒くなる。
雪解け水が流れる川の水を浄水して料理に使い、雪を掘って机を作る。
遊びも自然の中で自分たちで思いついた遊びを全力でやる。
今回のキャンプをしている中で、自然を感じ、自然と共存しているという感覚を持った。
またデジタルな物から離れてすごす事もリフレッシュになった。
fosの仲間と過ごした4泊5日は時間が立つのがとても早く充実した時間だった。

 

楽しかったです!
キャンプそのものと、ユースのメンバー全員面白かったことがより良い時間になったのだと思います。

やけんまたいつか会おうとぉ。

※おやすみくまちゃんのパペットショートストーリを鑑賞しての歯ブラシタイム。
FOSジュニアの就寝を告げる10年以上続く恒例タイム。


※撮影 ケンシン

 

ユースたちの心のことば、
お読み頂き、ありがとうございました。

最後に、
「遊ぶことができれば人類の滅亡を免れるかもしれん」

地球時代の知の巨人・梅棹忠夫先生のことば。

東日本大震災後、多くの日本人が感じている社会や毎日の生活への不安、
文明社会の価値観のゆらぎの中から、私たちはどこに光明を見出したらいいのか?

コロナ禍で自粛を強いられる私たちの生活。

梅棹先生は半世紀前から地球規模のエコロジーの視点から、
「暗黒のかなたの光明」という表現で人類の未来を予測している。
生前のインタビューで、「光明ってなんですか?」という質問に、

「なんの役にもたたんことをするこっちゃ」
「遊ぶことができれば人類の滅亡を免れるかもしれん」と、

遊びの本質について語っている。

昨日、現代アートの喫茶を生業とする大先輩からの届いたチラシに在りました。
パッ!と 心に波紋みたいに響く。

ユースたちの遊ぶチカラ。感じるチカラ。人とふれあいを求めて、心を震わせること。

子どもと共に野に山に遊んでいこう!

※梅棹忠夫(うめさお ただお)
日本の生態学・民俗学・情報学の基礎を築き、比較文明・未来学者。国立民族学博物館名誉教授。
2010年90歳死没

Feel Our Soul People

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