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FOSファミリー稲刈り終了!


6月の田植えから5ヶ月、厳しい暑さの夏を越えて、手植えた苗が黄金の稲穂となりました。
おおいた柳瀬の稲刈り祭り! 開催しまーす。
 

 
柳瀬の田んぼも3年目。オーストリアから留学していた子も母国に帰国、アメリカ留学に出かけた人や、受験や仕事など、
それぞれの人生がありますが、ここ! に今回、居合わせたメンバーで稲刈りをしたいと思います。
 

 
やわらかな朝陽が注がれる小道をいこう!


稲刈りの前日、田んぼの先生は集落の小道の草刈りをしていました。
山里の景観は、こうして日々の労力によって造られています。
  

 
こちらは陶芸工房前の田んぼ。機械が入るので、畦の草刈りを丁寧にしています。
柳瀬を訪れると心が安らぎ、心が調う気持ちになるのは、自然との調和が整えられているからだと感じます。

 
こちら、ワレラの手植えの田んぼです。
「今年は暑くて水が心配じゃったがなー立派な稲が実ったわー」by田んぼの先生。
夏に柳瀬を訪ねた時は、水路の流れを見に山に上がるとおっしゃっていました。
先祖が山から引いた水路を守り、山水を山里へと絶やさぬようにつなぐお役割。
ありがとうございます!



「じゃ、皆、どこでもいいから、好きなところから刈っていきよ」
このフリーな世界観がスキよっ♡
 

 

 

 

 
カサカサっと乾いた稲の音、
サラサラっと稲を渡る風の音。
なんて豊かな時空でしょう。

「そろそろお昼ごはんにしょうなー」

 

 

 
なんて綺麗な白ごはん。
雪みたい!
よしこおかあさん89歳の郷土料理。
わらび・たけのこ・しいたけ・野菜の煮物・そして栗入りのお赤飯!
美味しく頂きました! ごちそうさまでした。

 
午後からは天日干しのため、稲束ねました。
 

 
黙々と稲束を運びます。
力いっぱい働いて、労働する喜びが湧いてきます。

 

 
稲束を7対3にして、稲を交互にかけていきます。
 

 
乾いている稲も束ねると重くて重労働。
機械がない時代は集落で協働していましたが、秋の祝福を分かち合う幸せな時であったことでしょう。
柳瀬の体験は、私たち日本人に刻まれているDNAの記憶を呼び覚ます農体験で在ると感じています。
稲刈りを終えて、今、葉山に戻り、ブログを書いていますが、身体にじーんと残る、なんとも言えない充実感。
これは田んぼを始めたことで、自分のなかに生まれている充足感があります。
ちびっ子からお年寄りまで多世代と共に活動することで安らぎと未来への希望が生まれています。
 

 

 
稲刈りを終えて、記念撮影!
お天気に恵まれて豊かな時空になりました。
田んぼのオーナーのみなさん、田植えに来てくれた人々、
そして稲刈り参加のみなさま! ご苦労さまでした。

美味しいご飯を作ってくれるよしこおかあさん!
田んぼの先生、今期もありがとうございました。
生命の輝きを感じる柳瀬の自然と暮らし、
ここに招いてもらい、体験させてもらっていることは、
人間として生きる知恵をふれあうことで、それぞれの人が気づき、学んでいると思います。

来年度も開催予定です。
田んぼのオーナー・体験の参加も呼びかけていきます。
(いま、大切なことを身体で感じるために)
FOSのコンセプトですが、農文化体験を通して感じられる世界を、
私たちもまた一つ深めていきたいと思います。

2024年柳瀬の田んぼと自然たち、
すべての出会いに感謝。
ありがとうございました!

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