秋のリトリート 松籟学舎一照塾より


葉山下山口在住の藤田一照さんの松籟学舎一照塾やま部のみなさんと、
自然へ。

1日目は源流の沢遊びに出かけました。
ススキ野原をかき分けて、尾根を歩き谷へ下り、源流の清らかな小さな滝で遊びました。

沢に身体を横たえて水を感じたり、小さな淵に浮かんだり、、。
一照さんの指導で小滝に打たれてみたり、、。
自然に遊ぶ、自然と遊ぶ心地をそれぞれの人が自分の感覚で楽しみました。

2日目は早朝出発で富士山双子山へ。
星と月がぼんやりと浮かぶ早朝に森を出発し、
夜明けた静寂の富士山に到着。

黄金の光が雲間を輝かせて、真っ赤に染まる空の色。
なんて綺麗なんだろう! わーすごーい!
感動が吐息と言葉になって伝わってきます。

おもしろい雲が浮かんでいるよー。
ほんとだー!

富士山が赤く染まっているよー。
山の氣がじーんと満ちていきます。

ご来光からすこーし時間が経過すると、
太陽の光が空一面に放たれて雲に映り銀色の世界が広がります。

空模様を感じながら、大地を一歩一歩踏みしめて、富士山を登っていきます。
このひろい世界に包まれて、いま在ることに感謝して。
大地にごろーんと横になり、富士山を身体でじーんと感じます。

荒々しい黒い火山土にフジアザミが咲いています。
動物たちに食べられないようにトゲトゲの葉っぱで防衛しています。

ゆっくり歩く人、どんどん歩く人、それぞれにマイペースでいきましょう。
「おーい! 」遠く、手を振ってくれる人がいます。
大きな山と小さな人、富士山の壮大な景色にふれると自分って実はこんなに小さな存在なんだなって気づかされます。
ハッとする爽やかな謙虚な気づきで、自分が無意識に背負っている気負いや自我を手離してかる~くなるよう。


空と雲の下にいる幸せな時空。

双子山弟山頂上(1804m)でゆったりと時を味わいました。
そろそろ下山しまーす。

緑の大地で休憩中のみなさん。
山と光と人、調和的な光景。

兄山にも登りますか?
行くぞっー! とみなさん、登っていきました。

兄山の頂(1929m)は爽やかな秋風が吹いていた!
ちょっと高さが違うだけなのに、見える景色と風が違う。
体感で知る、感じる自然。なんて気持ちいいんでしょう。
マサが自然を感じて、場を共にしている人々の体力や雰囲気を感じて創る世界は、
生命がイキイキと喜んでいる時空がしぜんに生まれていくね。

兄山頂上から宝永山(2693m)
宝永4年(1707年)の噴火で誕生した富士山最大の側火山の奥に富士山(3376m)
荘厳な景色に心もぐーんと広がります。

このまま山にいたい気持ちなんですが、下山しまーす。
下りは砂走りで駆け下る人、ゆっくり歩く人、それぞれに山の時間を味わいました。
一照さんも大学生ヒカリと共に、るんるんと駆け下っていかれました。
豪快で愉快な一照さんにふれて、心から元氣になりました!
人もまたイキイキとした生命という自然場なんだなー。

休憩もいい時間。山という時空を味わう。
自然へ、山へ。
一照さんと愉快な仲間たち。
いま、ご縁を頂き心から感謝です!
(9月13.14日土日1泊2日間で開催しました)
この記事へのコメントはありません。