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祝福の時・稲刈りレポート

  
黄金の実り! 6月の田植えから約半年で立派な稲が育ちました。
   

  
一足早く大分入りした子と自転車で稲の様子を見にきました。
  


私たちの手植え箇所だけ残して、柳瀬の田んぼの稲刈りはすでに終了。
いつもの鳥居からおやまと神社と柳瀬の自然と暮らしの皆々様へごあいつ。
稲刈り、よろしくお願いしまーす!

  
金曜日に学業や勤めを終えて、最終便で羽田から飛んできたみなさん。
田んぼの前に集合です。「なんか足りないんだけどー」とハッと! 「笠がないじゃん!」
と、いうことで慌てて車で取りに行ったりして遅くなりました。田んぼの先生方ものんびーり待っていてくださり、ありがとうございます。ワレラの重要なアイティム!


「まぁ、こっちから向こうに刈っていこうかねー。6束を1つで紐で縛り、竹に干していくから、刈りながら、それぞれにやりたい作業をやりましょう」先生のこのラフさがいいんですよー! めちゃくちゃスイッチが入ったHくん、コンパイン的なスピードで邁進! スゴいわー!

  
先生に稲の束を教えてもらっております。大分宇目の藤川内渓谷や柳瀬は平家の落人伝説のある山里です。
その昔、生き延のびるために歩き、身を隠し、身分を捨て、大地の民になった人々。
今も世界では国を追われて、歩いて生きる土地を目指す人たちが世界中にいます。人間は歴史を繰り返し、自然の営みは普遍。私たちは自然の摂理のいちぶ。大いなる自然にふれることは、地球の摂理に基づいて生きる在り方について考える機会にもなりますね。
   

  

  
なんて美しい笑顔でしょっ♡笠が似合いすぎ。「姫、豊作でございます」
  

  
子どもも自分にできることを見つけては働いていきます。「よく働いて偉いなー」「ありがとーう」
みんなが口々につぶやきの褒め言葉を投げてくれます。遊びも働きも主体であることが大切。笑顔じゃなくなったら、ちょっと休みませんかーということで、やかんに麦茶と蒲江産のみかんの酸味が効きました。 
  


お隣の山のパン屋むぎふくのピサをデリバリー! 大分産米のおにぎりと豚汁のランチ。

  


「姫、掛け穂の竹が外れてきました!」ってことで「おーい、ちょっと背負ってくれー」と、超絶重いっ!!!
固い竹が肩に食い込み、体幹がビシビシっーとバリバリとヤバいっす。
  

  
ここはみんなで力を合わせるところです。が、先生は「こりゃ、1本いるなー」とすぐさま、ナタを持って裏山に行き、竹をサクッ調達して補強しました。こうした行い一つ一つが都市部に生活する者には刺激的です。農業も機械化し近代化の中で必要ではなくなった智慧。こうした自然農法の中に、自然に力をお借りて、調和的な美や景観、天日干しのゆったりと待つ時の中に、お米の味わいが生まれていくのだと思いました。手間がかかるけれど、豊かなことですね。


稲刈り隊員、任務終了しましたー!
田んぼの先生方、半年間の田んぼの見守りとご指導をありがとうございました。
FOS田んぼのファミリーのみなさま、新米、お楽しみにー!
   

  

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