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歓びの実感! 秋のFamily Campレポート

おおいた佐伯市宇目町人口約3000人の小さな町です。
宮崎と大分の県境に位置し、同じ文化圏に高千穂があります。
2年前にユネスコエコパークに登録されました。

FOS主宰のマサの故郷である宇目町。
帰郷にあわせて、宇目の自然体験プログラムを17年続けてきました。我が子の成長に合わせ、地域の方にお願いし、田植えや稲刈り、藤河内渓谷のキャンプと川遊び。福岡や大分市から自然に遊ぶ子育てに賛同した親子と共に、それはそれはしあわせな思い出が創られていきました。
「思い出が人を育てる」私の野外教育の恩師の言葉ですが、多くの子どもたちが宇目の豊かな自然にふれて育っていきました。

昨年、佐伯市観光協会から地域の文化を活かしたキャンプ企画依頼を頂き、始まった宇目familyCamp。Coleman Japan㈱のご協力により、キャンプLifeを活動の軸に据え、FOSの提案する豊かな自然に親子で飛び込んでいくダイナミックな自然体験、そして地域の伝承文化にふれるの3本柱にて、地域性を活かした新しいキャンプを提案しています。

悠久な時を刻む自然にふれ、
昔から伝承されいる神楽や、山里にひっそりと佇む神社にふれ、
人びとが昔から大切にしてきた自然や世界にふれてみる。

キャンプが初めての家族も、キャンプ好きな家族も、大人も子どももみんなでキャンプを楽しもう! マサの呼びかけに集った方々の楽しむ気満々の気分が響き合い、今年も素晴らしいキャンプになりました。

3日間のキャンプの様子を福岡出身の写真家TAKA∞が撮影、
どうぞご覧ください。

Coleman宇宙船タープの下からスタート!


わたしもやってみたい  やってごらん!

るんるん協力 協力♬

タープとテントの一体化しているテント。リビング付き♡

子どもたちは火に集まるよね! すぐに友達になって、和やかに遊びが始まります。

草野球って楽しい♡

藤河内渓谷へ。一枚岩の見事な景観が続きます。

夏場は飛び込んで遊んでますが、さすがに11月、泳ぐには冷たすぎるよね。

ひぇー! はいっちょるー!!!

笑顔が輝いています♪

藤河内渓谷、サイコー! 自然はみんなのおかあさん。

ご飯をつくりましょう!


ランタンの灯り、家族のやさしさに包まれて過ごそう

タープの下で特別メニューを待っています。

宇目町の魚やさんから鯛が届きました! 
ダッチオーブンで鯛とアサリのアクアパッツァ。

各テントで寛ぐ人も、焚火に集まる人もそれぞれに楽しい夜を!

鷹取屋神社へ

特に祭られてはいないのですが、ご神木のような大木。

道なき道をいきます。大人も子どもも大冒険!

エコパークの山域を真下に眺める大岩に到着。
地図がない時代、昔の人々は高い山から尾根や谷をつないで地形をみて道を開いていきました。大岩に立つと、山々の迫力に圧倒されます。谷から吹いていく風の心地よさ、まるで鳥になって大空を飛びたてるような爽快感が湧いてきます。観光地化されていないからこそ、自然の息吹のなかにそっと息づいている自然にふれることができる世界が宇目には残されています。

こうした自然体験は人から人へ、導きがあって出会える処。
いにしえの風の吹く特別な場所。親子で訪れた記憶に刻まれる体験になっていることと思います。

宇目神楽保存会の神楽。若手の舞、日本古来の伝承文化鑑賞。
心根のふかーい辺りにじーんと届きます。なにか謙虚な気持ちや誠実な気持ちが真っすぐに踊りての舞から直球で届きます。清らかに、ゆったりと舞う姿見に、いにしえの人々の五穀豊穣の願いにしぜんと共振していく。

ただいまー! Colemanのバギーは様々に活用されております。

石釜にて、おいしいパンが焼けますよ!

羽釜のごはんもサイコーです!もちろん大分産新米♡

鳥の丸焼き! ダッチオーブン魔法の鍋♡

ちびっこ太鼓隊♪

ラストナイトはまるで隕石が落ちたようなファイヤー。

佐伯湾で採れるアジ、猪肉やシカ肉。山里料理のご馳走!
火を灯し、火で煮炊きをしての2日間。
新しい村は誰もがやさしくてしあわせな村になりました。
ひとりひとり、誰もが人生の主人公。いいキャンプになりました。

いまを愉しみ、未来を語り、しあわせにみんなが包まれている。

夜は静かにふけていきます。

宇目familyCamp2019.今年もありがとうございました。
主催 佐伯市観光協会

協力 佐伯市、Coleman Japan㈱ 

企画運営 野外学校FOS

そして福岡・大分県からお集まりのみなさま!
すべての出会いに感謝!

最後の1枚とタイトルの写真はLuminous星のある景色の写真家佐藤和彦さんの夜撮影。

自然と共に新しいモノガタリを創る。FOSの続けているテーマ。こうして様々な方がご自分の世界観を表現して、私たちは常に新しい視点と地点に立ち、感謝と共に生きていく。では、来年も楽しみにしています。みなさま、ありがとうございました。

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