小谷の山旅へ


この夏は猛暑となり、10月まで30度を超える日が続きました。
山の紅葉は始まったばかりでしたが、木々の葉は秋へと色づきを魅せてくれました。
猿梨や山栗も落ちて、野生動物たちにも嬉しい実りの季節になりますね。

北アルプスの山々へ登りたかった週末。
山には厚い雲がかかっている為、予定を変え、長野と新潟の県境の雨飾山麓・鎌池へ。


夕暮れ近くの鎌池に人影はなく、静かな水面をゆっくりと味わうことができました。
山の霧が晴れてゆき、山が見えてくると、なんでか嬉しくなりますね!

小谷の豊かな森。
落ち葉の大地はふかふかで、樹木の根っこを守っている。
自然にふれることで感じられる叡智は心を優しくしてくれる。

一足先に歩くマサ。わーなんて気持ちよさそうな、、。
マサは自然の中で寛ぎの達人です。

池のなか、ゆったりと在る魚を発見!
鎌池にはマスやコイが生息している様です。

湧水。
私たち生命に水を与え続けてくれる働きに心から感謝。

最後は雨飾温泉の露天に入りました。
雨飾山を登ってきた方と山の話をしたり、山は人とのしぜんな交流も楽しい。
江戸時代の前には開かれていたという秘境の湯でもあり、
こんな奥地に歩いてきた古の人々に想いを馳せて山旅を楽しむ。
いい時間になりました。

ただいまー!
常宿・栂池シャンツェに到着。

青木湖のヤギのチーズと野豚の燻製。
地域の食材を使った自然食が並びます。


栗おこわ・天然の舞茸の天ぷらに十割蕎麦。
丁寧に作られているシャンツェの料理は食養。
心も身体も満たされてぐっすりとおやすみなさーい⭐︎


朝は塩の道を軽〜く散歩。
大木や観音様へご挨拶をして、ゆっくりと歩きます。
私の大好きな時間。

朝食は天然酵母のパンと小谷の卵とコーヒー。
しっくりとぴったり! 身体に効きます。

霧の山に登ろうかなーと!
唐松岳の登山道へ上がりました。

標高2000m、晴れたら白馬の山々が望める登山道ですが、霧となりました。
けれど、山の高さに身体の感覚はひらかれていくので、凛としてとっても気持ちいい。



静かな湿地でおにぎりを頂いて、山でのひと時を過ごしました。
心にしっとりと残る山旅になりました。
東京から距離はありますが、白馬の魅力は山とシャンツェ! サイコーです。
秋から冬へ。晩秋の白馬、もしくは初冬のスキーになるかしら。
自然と山にふれる山旅をご案内できます。
お問合せくださいませ。
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