まちキャンプ2025.レポート


大分県南部佐伯市宇目地区、自然の豊かな山里文化圏です。
大分駅前祝祭のひろばを舞台にユネスコエコパークや宇目の魅力に出会うイベント、
まちキャンプ2025・今年3回目の開催。
南東の山から朝陽が昇る朝、大分駅に向けて出発。

今年のポスター。
大分市の小学校に配布! 遊びに来てくれるといいなー!

祝祭の広場で準備スタート。
イベント業者の元気なお兄ちゃんたちとサクサクとテント設営。
Colemanテントが並び、楽しいキャンプ気分ルンルンです!

Colemanマスターシリーズテントを張りまーす!はーい! 和気藹々の協力体制です。
県庁や宇目振興局の職員のみなさんと共に、来場の方々と体感を通して人や社会、
地域の人にふれることが告知になる新しい感覚的なイベント構想を立ち上げ3年目。
2025版、1年かけてイベントの準備をしてきました。

18時オープニングがはじまりましたー。
バスも通る大通りで焚き火です!
マサの太鼓がドンドコドン!

前夜祭は小さな集い。焚き火を囲んでみんなで歌と手遊びルンルンルン!
たーしーのゲームをみんなでエンジョイ!!!


焚き火が美しく燃えています。
佐伯市蒲江地区の薪です。なんてキレイな炎でしょう。
焚き火に癒されるひと時、お集まり頂いたゲストとまちキャンプのスタッフと交流を楽しみました。
明日は9時半スタートです!

おはようございます!


クラフト体験ブースの準備中。
自然素材とトキメキの小さな素材を合わせてステキなクラフトを作ってね!

こちらは宇目柳瀬地区で3年前からFOS田植えファミリーの紹介。
3年前から田んぼに参加しているMちゃん、飛行機にのって神奈川から飛んできましたー!
ブースでは柳瀬の魅力と陶芸工房のガイドを勤めてくれます。頼もしい!

うめの里陶芸工房の矢野先生作品。藍色の美しいお皿。
「山奥の柳瀬にある体験工房、工房ならどこでもある。柳瀬まできてくれる人に、田舎ののどかな自然や時間の中で、
陶芸を楽しむ体験をしてほしい」矢野先生のビジョンです。穏やかな紳士でもある矢野先生の人柄も魅力で、人の集う陶芸工房。
ぜひ! 柳瀬を訪ねてみてくださいね。

9時半オープニング。こじんまりスタート!
街はまだ人通りが少ないですねー。

ピクニックエリアの焚き火コーナー。
Colemanの焚き火台にて、暖かな空間になっています。

展示スペースはユネスコエコパークのVR体験。
迫力ある渓谷をバーチャルなリアル感で体感! ちびっ子が並んで観覧! 大人気スポットになってましたー。
2回開催された宇目のクイズ大会ではたくさんの人が参加!
「宇目の八匹ばる公園の由来は動物から取っている○か✖️か?」などマニアックな質問にみんな真剣に考えて、
正解するとウォー!!!と歓声が上がり、大盛り上がりでしたー。ちなみに八匹バルは牛を飼っていたらしいよー。公園前に実家のあるマサも知らなかったよー。じゃんけん大会も愉しくて、こうしたリアルにつながり、みんなで楽しさを共有するって素晴らしい一体感が生まれておりました。

今回は午前午後と8組のテント暮らしの住民を募集!
カップルやご家族、お友達とご参加頂き、4時間のキャンプ体験! 最少年齢は6ヶ月の赤ちゃん。
テントでゴローンとくつろいでかわゆい♡パパとママは焚き火タイム♡
マシュマロを焼いたり、お茶を沸かして飲んだり、みなさん満喫してましたー!

午後からFOS主宰戸高雅史のスライドトークとゆうみの柳瀬での交流事業トークを行いました、

午後からFOS主宰戸高雅史のスライドトークとゆうみの柳瀬での交流事業トークを行いました、
最後に田んぼ活動から高校生Mちゃんにも登壇してもらいました。神奈川県在住、大都市に通学するMちゃんから見た自然文化の豊かな地域と社会や教育についての語りとなり、大人も大いに刺激になりました。
トークの後にテントのお家に呼ばれて対話している模様。しぜんに交流が生まれています。
感じること、知ること、語りあうこと。ここに新しい気づきや視点が生まれて、互いの科学反応により、
自分も社会も変化のタネを受けとりあい豊かになっていくんだなーと!

冒険トレックに出発!


大分駅を抜けて美術館の森へ。
駅ビルの開発が目立つ街になりましたが、駅からちょっとの距離にこんなに自然があったのねー!
みなさん、びっくり! そして野性的にどんどん道なき道へガシガシと歩いて登っていく我が子にもびっくり!

後ろから追いついて歩いて行かねばならぬママもパパも、自分の中にこうした場面を楽しめる感覚があったこともびっくり!
自然体験から、新しいワタシを発見! 心も身体もワクワクの充実感!

冒険を終えて我が家(テント!)に帰りましょう。

冒険に行く前にセットしたダッチオーブン 。
こんなに美味しい焼きリンゴは初めて食べた! とスタッフたーしーも言ってましたー♡
甘くてしあわせにティスト♡焚き火でゆっくり焼き上げる。時間と手間は愛♡


クラフト体験ではキラキラの作品が出来上がっております。
子どもの想像力、なんて可愛らしいのー♡
クラフトブースはスタッフは芸術系の高校生と幼稚園の先生ママがサポートしてくれてました。
FOSにつながる仲間の輪が活動を豊かにしてくれています。

絵本コーナーでママに本を読んでもらっています。
ぬくもりを感じる時間を暮らしの中に創造していくこと。
豊かな社会づくりは家庭からはじまります♡

マシュマロ焼きコーナーは県庁と宇目振興局の職員の方々がサポートしてくださいました。
「マシュマロマンが初めての焚き火もマシュマロ焼きも丁寧に教えてあげるよー」と愉しく声をかけてくださり、
にこやかな交流が生まれていきました。人に話しかけることや関わることを拒む社会になっておりますが、
そうした見えない壁を越えていくことで、ホッと和んだり、安心できる社会づくりはズバリ、声がけです!
笑顔がほっこり溢れているステキな呼びかけと交流を本当にありがとうございました。

フィナーレ! キャンプファイヤーに火がつきましたー。

この後、太鼓と子どもたちの即興の踊り! 凄がったわー。社会の新しい風を興していくエネルギーは、子どもたちの感性であり、
子どもの本能というか、生命の根源的な辺りから発動されていく力にあるんじゃないかと感じちゃったよね。
音楽スタッフRさんのかっこいいソウルフルなリズムとマサの太鼓と共鳴しあう音響が、子どもの存在そのものに共振して生まれていきましたが、このライブ感! 正に街に突然、音楽が放たれるアートな世界観。フラッシュモブ! 社会をアートに!

太鼓のリズムでめちゃくちゃ盛り上がり、猛襲狩り!
集まった方と簡単に挨拶したり、とっても和やかな雰囲気のゲームになりました。
大いに盛り上がりましたー。

最後は2022年から3年間開催を担ってきた佐伯市エコパーク推進室の職員の方にご挨拶をいただきました。
「宇目の魅力をたくさんの人に知ってもらう機会になり、ほんとうによかったです。」
そうなんです。ほんとうにいいところなんです! 佐伯市宇目♡
こうしてご縁あり、祝祭の広場を訪れてくださったみなさまとのひと時。
人とふれあい、関わりあい、互いに交流することで生まれる喜びに、
私という個人も社会も元気になる! この基本的な当たり前の人間関係の素で生まれていくこと。
それはキャンプという非日常性がある場だと、実にシンプルに体感しやすい!
まちキャンプのコンセプトに共感し、快く協力してくださったColemanに感謝!
すべてのつながりと関わってくださったみなさまに心からお礼申し上げます。

最後にアンケート回答を幾つかご紹介します。
□冒険トレッキングも、いつもは車で行く美術館ですが、
森の中を歩きながら行ったり、
家はオール電化の為、火を使うことがないのですが、ガスコンロや、
焚火で火とふれあえ、良い体験ができたと思います。
□街から山に入り広々とした芝生の美術館近く。見下ろす海や街。
気持ちよかった。歩いて楽しかった。
やっぱり森の中に入ると落ち着いた。大自然がある大分らしい
距離感。自然の中の一部で我々が暮らしていると感じました。
□駅から数百メートルで自然溢れていたのは気づかなかった
□埼玉から大分市に帰って来て久しぶりの自然に触れる事で、
子供がいろいろ事ができる事に気づきましたありがとうございます
□子どもたちは火がありテントがあり音楽があるとその場を最高に楽しむことができる。
今日会ったばかりでも大人も火を眺めゆっくりコーヒー飲みながら大分駅を眺め人の流れを眺め
街でこんなにゆっくりできるとは贅沢な時間に浸るすごく楽しく満たされました。
□宇目の大自然とヒマラヤの写真が大画面からものすごいマイナスイオンを出してくれていたことは
街中の癒しを感じるのに大きなパワーとなりました。
□デイキャンプ、冒険トレック、キャンプファイアーの3セットは非常にパンチがありました。子供達も大喜びでした。
どこかで宇目に行ってみたいですね。
□まちキャンプというのは、いかに自然な環境を作れるかではなく、
いかにそこに集う人たちが自然でいられるかだったんだなと今感じています。
この記事へのコメントはありません。